よそもの
今朝、とあるドラマのなかの、あるセリフ。
そうそう、これねー。
私は「よそもののくせに」と面と向かって言われたことはないが、その空気を存分に感じたことは何度かある。
小学校2年生で山口県から千葉県の小学校に転入したときと、中学2年生で鎌倉市から横浜市の中学校に転入したとき。
どちらも…カオスな経験だった。
よそものを排除しようという空気って、群れをつくる動物としての本能なのかなぁ、などと思ってみたりもする。
でも、そんなカオスのなかで、人間の本質みたいなものにも触れたかも。
小学校2年生で転入したとき。「よそもの」であることがつらすぎた。教科書を見せてくれないお隣の女子とか、「でめきん」などと目が大きいことを揶揄ってくる男子とかに遭遇。
仕方なく少女MAKIは、仮病をつかい保健室に逃げこむことを繰り返す笑
そんなとき、
と、いつも付き添ってくれた保健係だった男の子。彼は、いつも優しかったな。
私は「よそもの」になる経験を通して、周りにいる人間たちの「人としてのあり方」なんかを見とる目を磨いていたのかもしれないな。
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※表紙の写真は、Canvaで「よそもの」と検索したら出てきたので、採用したものです。