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『ラチとらいおん』
#note100本ノック
Day 45
小学校教諭だった頃、「先生のおすすめの本」を推薦する機会があった。
わたしが薦める本はいつも、低学年には『ラチとらいおん』、中・高学年には『窓ぎわのトットちゃん』だった。
今回は、『ラチとらいおん』をご紹介しようかと思う。
『ラチとらいおん』
マレーク・ベロニカ さく、とくながやすもと え(1965)『ラチとらいおん』.福音館書店
わたしの息子が小さい頃にとても好きだった絵本だ。ちょっと『ドラえもん』を思い起こさせるストーリー。つらいとき、となりにらいおんがいてくれることの心強さよ。
頑張るのは自分。でも、頑張る自分の背中を押してくれる友達がいたり、自分も友だちの背中を押してあげたりすると…頑張る「元気」が湧いてくるよね。
この本が好きすぎて、学級開きで読んだこともあるし、脚本を自ら起こして学級劇にしたことも。そのときのクラスは子どもたち自身が自分たちのことを「らいおん隊」って呼んでいたなあ…。「みんながラチで、みんながらいおん!」とか言ってた記憶…。
ストーリもさることながら、絵も本当に素敵。引き込まれます。ぜひ読んでみてくださいね。
英語翻訳版も
余談ですがこの本。原作はハンガリー語なのですが、英語翻訳版もあります。ただ、かなり入手が困難です。
Marek Veronika (2013) Tommy and the Lion .MORA
しかししかし、研究に必要で大学院時代に大学に掛け合って入手してもらいました。東京のとある大学の図書館に1冊置かれています。ご興味ある方はぜひ!