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意味づけ
#note100本ノック
Day 69
わたしは質的研究を勉強中。
日々、意識しているのは、
データにどんな意味を持たせることができるか、ということだ。
意味づけ
とあるプロジェクトのミーティングに参加している。テーマに沿って、それぞれが自分の実践や視点を共有する。それらの実践はとても興味深く、また宝物のように大切なものだ。
でも、それらは素材のままにしておかず、
このプロジェクトにおいて、その素材が
「どんな意味を持つのか」
「どんな価値につながるのか」
を考えていくことが、プロジェクトの持つ役割だと思っている。
実践や記述、ことばの奥にあるものを見つめて、
基盤にしている本のねらいにひもづける。
そして、ともに言語化しようと試みている。
料理に例えると
先日、質的外国語研究勉強会で、データの意味づけという文脈で、先生がこんな例えを用いられた。
じゃがいもとにんじんとたまねぎがあります。
これらの素材を用いて、あなたはどう料理しますか?
これらの素材を使ってカレーライスを作るひともいれば、肉じゃがにするひともいる。シチューにするひともいるかもしれない。
どんな味つけにするかは、あなた次第。
そして、これを研究に例えて、
その素材(記述やデータ)に、
どんな意味づけをするかは、あなた(研究者)次第。
そう、その素材にどんな意味を持たせるか、
を考えることが質的研究の醍醐味。
「この素材(記述)に、
どんな意味づけ、価値づけができるんだろう。」と考えること。
その素材を、
とびきり美味しくお料理できるように。
その素材に
とびきり素敵な価値づけができるように。
よき価値づけができるひとになるには、
クリティカルな思考をともない、
日々鍛錬していくしかないらしい。
日々、修行中。