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60人LIVE Vol.11 小林 幸根さん


小林幸根さんについて

こばねぇこと小林幸根(たかね)さんは
企業の精神障害者雇用されている方の
作業支援、ほかには

発達障害子育てカウンセラーとして
講座やカウンセリングや
お話会などをされています。

https://ameblo.jp/siratutakane/

ご子息様がグレー判定ということで
そこからのスタートした色々が
学びになり、また誰かの
心強いサポートにつながったり
今のお仕事をされていることも
色々なご縁が繋がっているから。

コミニュケーションの基本を知ることでもある

発達障害というとなんかちょっと特別な 人
ちょっと気になる人と思いがち。

最近は色々なシーンで耳にする
そんな機会も増えました。
以前よりも認知が高まってきているけど
やっぱりどっか他人事だったり
まだちょっと怖いとか

知らない上に勝手な先入観を持った
思い込みがあったりする
人が
まだまだいるのでは?とおっしゃいます。

実は発達障害と言っても
本当に100人いれば100人違う。
もっともっとお話を聞いてもらって
そして知ってもらう。

対処の仕方さえわかっていれば、全然何も怖くない。
見てもわからないぐらいだったりする。

だからこそ、知ってもらえば、なんてことないこと
むしろ発達障害のことを知ることで
コミュニケーションの基本を
学べるのではないか?

なんとなく人間関係がうまくいかないなとか
生きづらいなって思ってる人は
別に特性があるとか障害あるとか
ないとか関係なく、知っていただくと
ヒントになるのではないか?

毛嫌いせずに決めつけずに、知識としてでもいいので
知ってもらいたいなと思うとのこと。

片づけのプロも知るべき

片づけの現場では、そのようなお客様が
悩まれているケースもあり
ミスコミニュケーションをなくすためにも
学ぶ機会をもつと良いと、私も思っています。

以前仙台でも講座を企画していただき
コロナ禍の中で、開催できず残念でしたが
このときは岩手での開催をご準備中でした。

カサンドラ症候群に悩める人にも

当事者の方というよりも、 お子さんが当事者で
ご自身が悩まれて、お話を聞いてください
とういう方が大半だったりする。

それには2通りあり、お1人はご主人が
発達障害を持ってる感じがすると・・・
カサンドラ症候群みたいになり
発達障害をを持ってる人と関わっていくことで
自分が心が病んで てしまう。
※カサンドラ症候群とは
自閉スペクトラム症(ASD)やADHDなどの
発達障害を持つパートナーや
家族とコミュニケーションがうまく取れず
心身に不調が生じる状態を指します。

そういう方と、ご自身も特性をお持ちかもしれないが
お子さんが当事者で、ずっと、怒りを持ってる・・・
どうしてこうなんだ!っていうことを
そのご主人とか、お子さんに対して
ずっと、イライラしてるお母さんがいらして

カサンドラの人は、1つ1つ私たちの感覚とは
発達を持ってる人の特性というのが違うので
私たちの基準とか、私たちの当たり前が
その方々には当たり前ではない。

そこを1人ずつゆっくり、紐解いていくというか
やって当然とか、こうして当然とか
こういうことを言うなんて失礼とか
そういうのを、1回ちょっと取っ払うことをしていく中で
その人は定期ではなかったけれども
割とコンスタントにカウンセリングをしてたら

少しずつ変わっていって、そんなに気にならなくなったと。
もちろんイラっとすることもあるんだけど
また出てきた・・・みたいな感じぐらいに
思えるようになったとのこと。

別なケースは、お子さんが当事者で
お母さんは、もう本当に定期で3ヶ月
というのを3回ぐらい繰り返し受けていた。

それでもう全然考え方が変わられた。
1時間ずっと怒りに満ちていてずっと愚痴だった方が、
全然もうそんなことなくなり
逆にその自分の周りのお母さんの相談まで
受けてあげるくらいに前向きに、明るくなったと
定期的なカウンセリングの大事さを語ってくださいました。

片づけとも通じる

3ヶ月この人に会って話をすることができる
と思うと気が楽になるけど
そうじゃないと、もっと先でもいいかなとか
こんなこと喋っちゃいけないかなとか思ってしまう。

片づけも、定期的に見直しせずに
今度、今度と後回ししたら大変
ですよね。
溜めるとゴシゴシこすらないと大変になる
というのと一緒だとおっしゃいます。

クールな小さな幸根ちゃん

小さい頃はクールだった。
お母様が少々ヒステリックなところを
お持ちだったとかで、冷めて見ていたと。

お母様があれこれ勝手なことをされても
泣き喚くわけではなく、その場を取り繕ったり。
泣くとしたら誰も見ていないところで泣いたと。
確かに出会ってからの印象からは
泣いているこばねぇがイメージできない私でした。

小さい頃はお母様が綺麗好きで、2人で借家で暮らしてた中で
 いろんなものが転がってるってことはなかったです。
なんかそれなりに綺麗に片づいていたそうです。

片づいているとスッキリする

今でもあまり得意ではないとおっしゃいますが
発達障害のことを学ぶ前は、 今よりもっと
苦手意識があったのかもしれませんね。
でも、 片づいていると、やっぱり気持ち的にスッキリ
ホッとする
と。

なんかその辺にポンポン置いてあると
やっぱりなんかその時、なんか急いでるかもしれないけど
後からそれを並列的に見るとイラってする。

自分がしたことなのにそう感じるのは
それって余裕がない状態なんだなと思うんです
ということで、気持ちの面で余裕があるって
大事だということでもありますね。

部屋の中と頭の中は一致している

部屋が整っているということは、きっと頭の中が
ちゃんと整理されてる状態なんだな
ってことを思う。

発達障害のことを学んでからは、よりそれが強くなり
ADHDの、注意多動の子たちが 片づけられない子が多い
っていうのは、いろんな子がいて

逆にそこがはまって得意な子もいますけど
大体は苦手じゃないですか。
で、うちの息子なんかを見てると、全然できないんですけど
そうすると、これがこの人の頭の中だなと思うんです。

ぐっちゃぐちゃで、散らかってて、その頭の中が整理できない。

思考と部屋が 一致してるなっていうのは、学べば学ぶほど
感じるし、 自分自身もそういう目で見ると、自分の部屋が
ちらかっている時はそういうことだなって感じて
余裕を持ちたいなととおっしゃいます。
1日に1回どっかで振り返る時間を持ちたいとか。

かつて我が息子も、ハンドボール部なのにもかかわらず
手を怪我して、自分的に情けなかったのか部屋荒れた
という経験があるので、重ねて聞きました。

片づけなくても死なへんで!とは思うけど
やったほうが絶対いいというのは言いたい。

こだわりや趣味や価値観が変わると
スルッと手放せたりもしますよね。
私も過去に卒業アルバムを処分した経験があるので
全部とっておかなきゃって思っている時と
そんな想いも手放すタイミングがあるのかも。

引っ越は最大のリセットチャンス

引っ越すつもりで片づけてください説もありますが
現在のお住まいに引っ越される時に、結構モノと
向き合われたようで、色々な気づきもあったんですね。
見ないようにしていたとか、使ってあげなかったことへの
罪悪感とか、好きなものだけをチョイスしたり
そんな生き方としたい。

片づけとか、そうやって、ものをこう仕分けすることって
清々しいなって思ったと。

大切に感じられるもの、私が喜ぶもの、幸せに感じるもの
はそんなに多くない・・・そんなこばねぇの言葉に
確かに、本当に大切なのは、モノよりコトだったり
数えられない触れられない形のないものなのかも?
とあらためて感じました。

片づけのプロでも乱れることある?

えー暮らしていればモノは動くし
元に戻すのをサボれば乱れますね。
逆に言えば、戻しやすい仕組み作っていれば
乱れにくくなるというのも事実です。

子どもの頃から片づけは好きだったか?

これは私にいただいた質問です。

好きでした!ただし使いやすい方法ではなかった。
使わないモノも一生懸命しまってしまう
テトリス収納だったのだと思う。

でも根底には「ちゃんとしなくちゃ!」が
背景にあったと思います。
母の無言の圧のようなモノを感じながら。

こばねぇとのLIVEは↓ ↓ ↓

11回目を振り返って

同じ片づけ業界の人からでなくても
たくさん学びの機会はある!

と実感させてくれるのが、いつも
こばねぇと話すときじゃないかと思っています。
年に数回、Zoomや最近ではリアルでも
お会いできて、話をすると時間が飛んでいく(笑)

それくらいこばねぇの人柄、活動を
尊敬、信頼しているから
心穏やかに話せるのだと思います。
あなたにもそんな人がいますか?

コミニュケーションの悩みがある方は
こばねぇに相談してみてください。

あなたのありのままを受け止めてくれますよ。

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