Chatter「頭の中のひとりごと」との付き合い方
今朝ご紹介する本は、「Chatter(チャッター)「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法」です📖
Chatter(チャッター)とは、タイトルにもある「頭の中のひとりごと」のこと💡
本書では、「頭の中のひとりごと」との上手な付き合い方が紹介されています。
ピンチ!と思ったら私を「あなた」呼び
本書で特に学びだったのは、この考え方です📝
✔困難な状況を切り抜けたい時は、自分を名前や「あなた」と呼ぶ
大変な状況を時ほど、「チャッター(頭の中のひとりごと)が止まらない!」という経験、皆さんもあるのではないでしょうか?
そんな時は、距離を置いた自己対話が大切なのだそうです。
具体的に距離を作り出すテクニックの1つとして、名前や二人称の「あなた」を使って自分を指す方法が紹介されていました💡
「あなた」呼びで、冷静に/ネガティブな感情を抑える
(例)仕事でメールの誤送信をしてしまった!
普段の「私」呼び:「どうしよう!また、私やっちゃったよ~!あーーーー(※チャッターが暴走中)」
「あなた」呼び:「あなたは、メールを誤って送ったみたい。今まず、やるべきことはなんだろう?まずは、上司に報告して…」
2「あなた」呼びのほうが、少し客観的に状況を分析できているような気がしませんか?
こんな風に、あえて「あなた」と自分に呼びかけることで、脳内の反芻(繰り返すこと)に関わるネットワークの活性化が抑えられるのだそうです。
だから、チャッターも抑制されるのではないか?という考え方でした💡
「誤送信やっちゃったー!」というストレスのある状況でも、冷静に思考できたり、ネガティブな感情を抑えたりすることが期待できるんだそうです。
ネガティブなチャッターも必要
一方で、著者のイーサン・クロス さんは「チャッターは絶対に失ってはいけないもの」とも解説しています💡
ネガティブ思考、つまり自分を批判的に観察できるから、自ら学び、変わろうとして、向上することができるんですよね。
「大切なのはネガティブなその状態に押し潰されないことであって、チャッターを完全になくすことではない」という考え方が、学びでした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀