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私のこと①スタンウェイのピアノの音から音旅。

インド古典声楽ドゥルパドを練習し始めてからは、時々しかピアノを弾かなくなったけれど、私の音旅の起源は、スタンウェイのピアノの音です。

4歳くらいからピアノを習っていて、教本のレベルが上がって曲が弾けるようになるのが楽しくて、結構毎日練習していたと思います。(実はあんまり覚えてない) まあ、夏休みは、なんだかんだ旅行やら、合宿やらで休んでいたな。

そんな感じでピアノの先生は芸大卒で厳しかったけれど、マイペースに続けていたピアノ。日本の音大は堅苦しそうだなと思っていたから、それ用のトレーニングは受けずに、英語を使えるようになりたくて、海外に住んでみたくて、アメリカ留学という道を選びました。

アメリカの大学は、入学してから専門の学部を選べるので、最初の2年程は英語の勉強漬けでした。さて、何を専門にするかと考えた時に
せっかく音楽学部もあるからと思って、あるクラスを受けた時に先生が弾いていたピアノの音色が、キラキラと美しすぎて心を奪われました。

なぜこんな音色が出せるのだろう!?
ただ楽譜の音を弾いてるだけではなく、音に魔法をかけているような感じ。

もちろん各教室には、スタンウェイのグランドピアノが置いてあって、
レッスンを受けたり練習することができます。

同じピアノでも弾く人によって、音色が変わるのはなぜなのか?

レッスンでは、今まで知らなかった弾くときに体重を乗せる方法を習ったりしながら、いかに体や呼吸が関係しているのかを実感しました。

当時、教養科目でホリスティックヘルスのクラスを取っていたこともあり、ヨガクラスに通っていたので、なんとなく音楽はヨガに繋がっているのではないかと思うようになりました。

そこから、私のナダヨガ(音の波動のヨガ)の旅は始まりました。

その当時は、まだナダヨガという言葉も、マントラというのも知らずに感覚のみでしたが、ヨガと音楽を融合した何かをやりたいと日記に綴っていました。2002年ごろのこと。

続く。

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