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《今の事業所との出会い》の巻き

さてさて自分の住む地域で訪問看護したい!そう思ったワタシ。

そもそもアナタ、今住む地域で働いているんじゃないの?と思われるはず。

はい、違います。

私の住む「村」には「村立」の診療所はなく、

「個人開業医」が3件、「病院の分院」が2件あり

その「病院の分院」2件に訪問看護部門があります。

A診療所訪問看護は存続中ですが、B分院の訪問看護は人手不足で閉鎖となりました。


訪問看護師になりたいと思ったときに、そのA診療所かB分院の職員になれば一番手っ取り速かったのかもしれません。

けど、それは嫌だったワタシ。

だって結局それじゃ自分のやりたいことより、大元の病院の都合や意向が優先されちゃうじゃないですか。


こそで、看護師が立ち上げた訪問看護ステーションを探し募集がないか調べたのです。

ここがよいかな?そう思ったのは隣の、更に隣の市にある事業所でした。

応募のきっかけは二つ

*事業拡大に伴う人員募集

*1時間~でも可

と書かれていたから。

そう「欠員募集」ではない。

「事業を拡大」する勢いのある事業所と睨んだワタシ。


予想は的中

事業所の所長は同年代の男性看護師の方。

面接に行かせて頂いた時に、所長の事業所設立に対する思いや信念を熱く語っていただいた。

この所長。面白い。

ワタシの第一印象でした。

案の定、元々は医療職ではなく一般職を経験してからの看護師さん。話す雰囲気や内容、仕事に対する姿勢が医療畑で育った人とはちょっと違う。

けどそが面白い(二回目)


病院、教員、クリニックと経験してきたけど、在宅がやりたいです。と話すワタシに

「通勤大丈夫ですか?片道1時間弱かかりますよね?」と。

そんなの承知の上のワタシ。

自分の求めるものが自宅から1時間先にあるだけの話。

40女のワタシ。

この程度でいいか。近いし。そこそこ給料いいし。

そんな理由じゃもう仕事は選ばない。


「在宅を勉強させてください」

その思いだけで今の事業所に飛び込んだのだ。

そして所長は二つ返事で受け入れてくださった

「もちろんです。こちらこそお願いいたします」と。


のちに師長さんに言われた

事業立ち上げの勉強かな?と面接前から所長がワタシの事話していたと。

う・・・ん所長。

目利きです。


つづく

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