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比較癖を手放し、幸せなパートナーシップを得る方法
SNSを見ていて何故か落ち込むことはありませんか?
それはあなたの脳が持っている比較癖が原因かもしれません。
今日は比較癖を手放して、幸せなパートナーシップを得るにはどうしたら良いかを書きます。
<脳の単純化が比較をさせる>
そもそも脳のシステムとして、「単純化」があります。
今の自分はどんな状態なのか、幸せなのか、どうなのか?
判断をするため、他人と自分を比較するのは元々脳に備わっているシステムです。
だけど、この「比較」が過剰に「比較癖」となると、私達を苦しめます。
例えばSNSをみてモヤモヤすることはありませんか?
「〇〇ちゃんは彼とお花見デート、いいなあ」
「〇〇ちゃんはまた友達とイベントしている。楽しそうだなあ。。」
「あ、〇〇ちゃんの彼、また変わったみたい。モテる人は羨ましいな」
とか。
脳は無意識に「人が何をしているのか」「人が何を持っているのか」で他人と比較します。
そのため、SNSを見ていると気づかないうちに他人と自分を比較してしまい、「自分が楽しいことをしていない」、「あの人が持っているものを持っていない」という不足を感じ、その不足感こそが自分のことを苦しめます。
不足感に苛まされている時は、人がSNSに投稿するときは「一番良いところしか投稿していない」という当たり前のことを忘れてしまいます。
脳が「私は幸せじゃない」と判断したことに振り回されるのです。
<回避する方法>
①無駄な競争から降りる
他人と比較をすることは、競争をすることと同様の意味をもちます。
他人と同じことをしようとする時は誰しも、その人よりもすごいことをしよう、と思ってしまうものです。そこに競争の原理がうまれます。
②自分だけのオリジナルを探す
コントロールできる能力をコントロールアビリティ(Control Ability)といいます。
人は自分の人生を自分でコントロールしている、コントロールアビリティがあると自覚できると人生の幸福度が上がります。
逆に、自分には人生をコントロールする資格がない、できない、と感じているときはストレスを感じます。
誰かのマネではなく、自分ができること、得意なことをすることでコントロールアビリティを感じることができ、無用な比較を避けられます。
③今の自分を否定しない。
人は自分を大きく見せようとか、違う自分になろうとすると苦しくなります。
それは本当のあなたでは無いからです。
今の自分でも良い、と受け入れること。
これはセルフ・コンパッション(self-compassion)といいますが、
自身の「強み」(長所)・「弱み」(短所)を認め、どんな状況下でも「あるがままの自分」を肯定的に受け入れられる心理状態でいることを指します。
今の自分を正しく把握することで、他人と比較して自分を評価することをやめられます。
<最後に>
SNSを見ていて、何かモヤモヤする、不快に感じると思ったら、それはチャンスです。
何に対してネガティブな感情を感じるのか、を突き詰めていくことであなたの本当の望みが分かる可能性があります。
あなたがどんな人間で、人生の残りの時間をどのように過ごすのか?
それが明確になったとき、やっと自分の人生が始まります。
恋愛や結婚におけるパートナーシップはそこからです。
まず自分事なんです。
そして恋愛の形は、人それぞれ。それこそカップルの数だけ形があります。
脳が仕掛ける「比較」に惑わされることなく、あなただけの幸せな恋愛を創り上げましょう。