なぜ人は見た目が大切なのかをデヴィ夫人に聞いてみた
うなずくしかないデヴィ夫人の言葉
私はデヴィ夫人とは、書籍2冊、マンガ1冊、文庫本1冊を一緒に作っていて、取材中にいろいろな話をしています。恋バナからゴシップまでその内容は様々なのですが、ルックスに関してはとてもこだわりを持っているように感じました。
以前「どうしてそんなに“見た目”にこだわるのですか?」とデヴィ夫人に聞いたことがあります。
その答えは
「人は見た目で判断してはいけないとよく言いますが、
では、初対面の場合、外見以外で、何で判断するのかしら?」
この言葉を聞いて、新しい書籍を作ろうと思いました。
そして出来上がったのがこの本。
『選ばれる女がやっていること』です。
まだあなたの魅力が伝わる前に、見た目だけで相手からNo!を突き付けられてしまったら元も子もありません。
あなたの見た目が整うと「あなたを粗末に扱えない」と周りの態度が変わるものです。
見た目を整えて、チャンスをつかみましょう。
ことの言葉、痺れませんか?(笑)。
見た目で損をしないために必要なこと
まず書籍を作るにあたり、デヴィ夫人に聞いたのです。
「見た目で一番大切なことは何でしょうか?」
すると帰ってきたのは……
「人に不快感を与えないこと」という答えでした。
だからこそ、“清潔感”は何よりも大切だと教えてくれました。
出会いの場、ビジネス、お受験など、どんなシーンであろうとも清潔感はあるに越したことがありません。テレビのCMに出ている人たちは、確かに清潔感がある方ばかりですよね。
「清潔感がある人」と「不快感のある見た目の人」がいるとします。
どちらの人の言うことを信じ、一緒にいたいと思いますか?
その答えは歴然で、清潔感があるだけで、人の印象は格段にアップするのです。
だからこそ、見た目でまずは損をしないためには、“清潔感”は最低限の演出を言えそうです。
女のパーツで大事なのは「髪」と「眉」
人の印象を左右する重要な要素は、実は顔よりもヘアスタイルだということをご存じでしょうか?
“髪は女の命”
と言われるように、どんな素敵なファッションに身を包んでいても髪がイマイチだと、人の印象は一気にマイナスに転じてしまうそう。
デヴィ夫人が思う残念なヘアは
・顔に顔がかかりすぎている→不快感
・スタイリングがされていない髪→手入れが行き届いていない
そういわれてみると、言い返す言葉がありません。
顔のパーツでいうと、「眉」というのは正直、意外でした。
「眉目秀麗」という言葉があるように、眉の形が変わるだけで顔の印象は随分と変わります。目力も強くなるし、顔全体のバランスも整います。
キリリと見せたいときは、シャープな眉に。優しく見せたい人はアーチ形の眉に。
そう思うと、なりたい自分を演出するには「眉」は有効と言えそうです。
アイメイクやリップばかりを念入りにしてしまいがちですが、実は「眉」が最重要パーツというのには驚きですよね。
隠れている部分にこそマインドが現れる
メイクやファッションは細かくチェックをしても、「ひじ」「ひざ」「かかと」この3点は意外とケアを忘れがちなパーツだそう。
考えてみれば、パーフェクトに見える女性のひざがカサカサだったらどうでしょう。
ミニスカートの似合う女性のひざがカサカサだったら驚きですよね。
実はこのネガティブなギャップが、人をがっかりさせる一番の要因だとも教えてくれました。初めに印象が良かった分、上辺だけ取り繕っているように見え、そのポイントは急降下です。
誰もが人から大切にされたいと思います。
でも、その前に、あなたの自分のことを大切にしていますか?
細かいパーツのケアは、自分を丁寧に大切に扱っていることの証だそう。
まずは自分を大切に扱う。
そのうえで、人に不快感を与えない容姿を心がける。
たったこれだけでも、人に与える印象は格段に良くなります。
人との関係に悩む前に、まずはこの2点を見直してみようと思いました。
いくつになっても人を魅了し続けるデヴィ夫人の人気のヒミツが少し理解できたように思います。
では、また明日お会いしましょう。
西村真紀