フリーランスに向いている人・いない人
✅結論
フリーランスに向いているのは、
「楽観的な人」「主体的な人」「上昇志向が高い人」
フリーランスに向いていないのは、
「不安症な人」「安定を求める人」「プレッシャーに弱い人」
です。さっそく解説していきましょう。
✅フリーランスの定義とは?
最近とても多い質問は「私はフリーランスに向いていますか?」というものです。
一般的には“フリーランス=自由な働き方”というイメージがあるようで、興味はあるけど自分にはできるのかな?と感じる人が多いようです。
一般的にフリーランスを日本語に置き換えると、個人事業主という扱いになります。
個人事業主は「自営業」と「自由業」に分けられることが多く、
独立して自分でビジネスをする形を「自営業」と呼び、その中でも時間や場所にとらわれない仕事を「自由業」と呼ぶ傾向があります。
近年では、ライター、スタイリスト、イラストレーター、デザイナーなどを志望する人が多いように感じます。今回はクリエイターよりのお話です。
✅フリーランスに向いている人の特徴3
私が25年間フリーランスとして働いている経験をもとに、気質的に向いている人の特徴を考えてみました。
1. 楽観的な人
まず、楽観的な人はフリーランスに向いています。
特にフリーランス初期の時期は、仕事や収入も不安定で不安になりがちです。自分の思ったようにいかないことも多く、私もこの時期に「やっぱりOLを辞めない方が良かったの?」という考えが毎日のように浮かびました。
そういうときに「みんな通る道だから」「なんとかなるでしょ!」と気軽に考えられる性格の持ち主が、今活躍しているフリーランスに多いような気がします。
2. 能動的な人
フリーランスは自分で仕事を見つけ、自分で仕事をまわす必要があります。
何もせずに仕事が勝手に舞い込んでくることは皆無。
仕事が来たとしても、主体的に動かないことにはなにも進まないからです。
私も女性誌でライターをしていた頃は、企画、コンテ書き、撮影、修正指示、構成など全部一人で回していました。OL時代は会社全体で分業をしていたのですが、フリーランスの場合は一人で何人分もの作業をしていました。
新しく仕事を探し、それを自分らしく進めていくことが好きな人は向いていると言えます。
3. 目標達成能力が高い人
自分で仕事の目標を作り、それを成功するまで追いかけることが人。
上昇志向が高い人と置き換えることもできます。
フリーランスは競争社会なので、常に競い合いながら仕事を獲得していく必要があります。
常に上を目指し、その目標のために走り続けられる人。
そうやって自分のステージを上げ続けられる人は向いています。
✅フリーランスに向いていない人の特徴3
1. 不安症な人
時間や働く場所の制約がない自由な働き方の半面、「不安定」という状況もワンセット。
私の場合も仕事が安定してからも、常に頭の片隅には「不安」がありました。
それに、すべての仕事の責任は自分にあります。
問題が起きたときにいちいち悲観的になっていては、体も心ももちません。
あまりに楽観的では困りますが、何があったとしても素早く頭を切り替え、ポジティブに考えらえる方がフリーランスに適していると言えます。
2.安定を求める人
労働時間、収入、仕事量、締め切り……会社員と比べると、フリーランスはそのすべてが不安定です。毎月決められた中で働くことが好きな人、安定を求める人はフリーランスという働き方は合わないと思った方が良いかもしれません。
同じ金額の仕事でも、何時間もかかるものもありますし、次の休みがいつ取れるのかも未定。
それが原因で振られてしまう人をたくさん見てきました。
不安定な状況でも自分の力を発揮できる人。
未確定な部分が多くても気にならない人。
そういう気質の人の方がフリーランスとして活躍しやすい傾向にあります。
3.プレッシャーに弱い人
毎回が成果主義の働き方なので、どんな状況だとしても完璧に仕事を仕上げる必要があります。些細なミスも許されませんし、一度の失敗ですべてを失うこともあります。
そして繁忙期には毎日のように締め切りが迫っていることもあり、常にプレッシャーと戦っていると言っても過言ではありません。
プレッシャーに弱く、フリーランスを辞めていく人を私は何人も見てきました。
プレッシャーを楽しめるぐらいの心の太さは必要かもしれません。
✅すべての条件を満たしていなくても
今あげたものはあくまで一般論。
この特徴に当てはまらないので自分はフリーランスには向いていない、と嘆く必要もありません。
実際に私は、不安にもプレッシャーにも強い方ではありませんでしたが、長く仕事を続けていくうちに慣れてきたような気がします。
大きな仕事を控えているときはいまだに緊張もしますし、仕事が安定してきているときは安メンタルも良い状態で保たれています。
ですが、こうやって25年間もフリーランスを続けることができています。
だからこそ、あまり深刻にならず、まずは飛び込んでみるということも必要なのではないでしょうか。
✅まとめ
フリーランスに向いているのは、
「楽観的な人」「主体的な人」「上昇志向が高い人」
フリーランスに向いていないのは、
「不安症な人」「安定を求める人」「プレッシャーに弱い人」
今までの経験上、このように性質を分けてみましたが、どんな気質だとしても、自分の「やりたい!」という気持ちが一番強いと思のです。
フリーランスという働き方に興味があるなら、前向きに考えてみてください。
https://note.com/maki_nishimura/n/nfdf8f160cd58
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