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2019年8月23日がんばれ共和国 阿蘇ぼうキャンプ

先日、難病を持つお子さんと、その家族が友達をつくる国、がんばれ共和国でライブをしてきた。

会場に着くと、凛とした佇まいの女性が
出迎えてくださった。

26年前、がんばれ共和国を九州でも!長年このイベントを引っ張ってこられた
キャンプ長、高見さんの奥さん。

私たちを見るなり、涙を浮かべて
ずっと『最終回のうた』を聴いてくれていたこと
ご自身も息子さんをご病気で亡くされたことを話してくださる。

それは、ほんの少しの時間だったけれど
不思議なことに、私には、奥さんと私以外
スローモーションになっているような
不思議な感覚を覚えた。

交わした言葉はほんの少しなのだけど
心の深い所に響く。

握手した手はやさしく広く力強く
しっかりと抱き合ったような、
心が繋がったような感覚・・・。

会場に入った瞬間、
ふわっと空気が澄んでやわらかい。


こどもも親御さんもスタッフさんも
みんな笑顔で挨拶してくれる。

この国では、キャンプ毎に、こどもの中から大統領が任命される。
ライブを終えて、私たちは大統領に感謝状と紙の首飾りをいただいた。

みなさんからライブの感想を沢山いただいた。
久しぶりに涙を流したという方も。

また聴きたいという声をいただき、
翌朝ももう一度ライブすることに。

早朝ライブ、うまくできるか心配だったけど不思議と声が出る。
そうか、私だけが声を出してるんじゃないんだ。
いろんな声が聴こえて来た。
心からの歌だと思った。

みんな優しかった。
心が広くて深くて、いろんな気持ちを知っている、すごい魂の集まりだった。

名残惜しかったが会場を後にした。

見えなくなるまで、手を振ってくれた。

また会いたい。
会いたいな。

高見ご夫妻、みなさん、素敵な時間を
本当に本当にありがとうございました。



#がんばれ共和国
#阿蘇ぼうキャンプ
#iima #永山マキ #イシイタカユキ

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永山マキ
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