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カズラ島散⾻記⑦⼟に還る

いよいよカズラ島へ。
本来は菱浦港から向かうのだが、
波が⾼いため諏訪湾から出航。
葬儀会社の⽅2名と海⼠町観光協会の
スタッフさん1名が同⾏して
⽴ち会ってくださった。

船⻑さん、めっちゃキュートだった


「船酔いする前に着いちゃうよ」―その通りでした
ちらほら紅葉のカズラ島


仮設の桟橋から上陸(散⾻実施⽇のみ設置)
頂上まで登る。建物でいうと3階くらいだそう

我が国初の試みとして、島根県隠岐郡海⼠町の諏訪湾⼊り⼝にある無⼈島「カ ズラ島」全体を⾃然散⾻所としました。散⾻所としては、その環境を考慮し散 ⾻粒形、量の⾃主規制を⾏うという他に例をみない施設であります。 最⼤の特徴としてカズラ島は⾃然公園法に基づき、⼤⼭隠岐国⽴公園の「第一種特別地域」指定されています。第⼀種特別地域は⼀切の建築物、及び構築物 は認められない地域であり、カズラ島も将来にわたって⼈の⼿の⼊らない⾃然 を残した無⼈島としての存在が約束されています。

https://www.kazurajima.jp/kazura/
頂上の散⾻所
お⺟さん、お待たせしました
粉上の遺⾻を⼊れていた袋ごと⽔に溶かし、散⾻した上にかけていきます


以前に散⾻された場所に⽣えていた⽩いきのこたち
⺟の⾻もこんな⾵に⼟になじんでいくのだろうな


カズラ島の⾜元
⺟の⼤好物、雲丹がいっぱい︕
さよなら、カズラ島
対岸の霊安所から望むカズラ島

いやぁ、いいところだわー。
内海だから波も割と穏やかだし。
まさに「⼟に還る」だね。

⺟の望みを果たせて、本当によかった。
ああ、ほっとした︕

フェリーの出航まで少し時間があったので
レンタサイクル︕

電動時電⾞初体験
隠岐神社へ


「鎌倉時代の承久の乱で敗れたのち、海⼠町におうつりになられた後⿃⽻上皇をお祀りしており、創建は昭和14年(1939年)と⽐較的新しい 神社です」https://www.e-oki.net/spots/5986/

このあと、
後⿃⽻上皇御⽕葬塚後⿃⽻上皇⾏在所跡(旧源福寺)
村上家資料館 をまわったところで タイムアップ。
もっとゆっくり滞在して、島中を巡りたい︕
後ろ髪を引かれる思いで15:15に
菱浦港を出港し、再び七類へ向かう。


菱浦港から出港
宿泊したホテルEntô
隠岐の島は本当に別世界のようでした
隠岐諸島の地図(フェリー内掲示物)


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