お金をもらうことなくタダで書ける幸せ
書くことでお金もらえるって、いい!
と長らく思っていた。
『書くでお金をもらう』と言えど千差万別なのは百も承知。編集者、書評、コラムエッセイ、小説家、ライター、ブロガー。法人か個人からなのかによっても毛色は随分違うだろう。
私を含め多くの『書くことの素人さん』にとって、書くことでお金をもらうって一度は夢見たりチャレンジしたりするんじゃないかな?!SNSの蔓延によって、少なくとも20年前よりは圧倒的に素人でもお金をもらうチャンスは増えている。
noteさんは、まさにいい例だよね。
全てのクリエーターが有料note販売できるチャンスも権利もある。他よりマージンが高めに設定されている仕組みも頷ける。
書くことを仕事にして15年以上経つ尊敬する友がいる。彼女の家に行くと、壁一面の本と赤ペン添削された原稿。編集者として20代から活躍。
幼い頃から彼女を知る。能力以前の問題で彼女のような読書家にもなれなければ努力もできないと常々思っていた。基礎が徹底され、年間数百冊以上の読書を10年以上続け、情報のアンテナを多方面に張り巡らせる彼女を見ては、書くことでお金をもらうべき人なんだろうと。
数年前、久しぶりに彼女のお宅におじゃました際。「好き・嫌い・得手不得手・向き不向き」の話題を互いにしていた。ちょっとしたコラムを書くコトも上手で、最先端な情報、女性が憧れる話題にも明るい彼女。そして、SNSはほぼやらない。
「インスタとかあってそうじゃん」
と伝えると返事は即答だった。
「SNSはどれも積極的にはなれなくて。お金をもらわずに書くのってしんどい。」
そうか、仕事だもんね。
彼女にとって書く=お金をもらうが当然なのだから。確かに書くを生業にしSNSされてる方の多くも、棲み分けして利用されてる。
彼女の想いを聞いてから、自分にとって書くことのハードルが下がり楽しくなった。脳内に留めたままにするとパンクしちゃう思考や妄想。
脳内の外に出して言語化して残しておく
自分にとって重要なこと。SNSの場は変われど5年間ブログ日記を書き続けて満足できる。
書くを生業にできてて羨ましい100%から、お金をもらうことなくタダで書ける幸せを、彼女のおかげで教えてもらえた。