30年ウグイス嬢の母と選挙を語った結果‥
京都市長選に興味を持ったきっかけはいくつかあるが、その内の一つが家庭環境にある。母は30年以上ウグイス嬢をしていたので、小学生の頃には、選挙活動=大変多忙な母を目にして育ったから。18歳で実家を出ている自分は選挙について母と話をしたことがない。
ちょっと電話してみたら、選挙に長く携わってきた母の言葉に重みがあったので残しておこう。
早速余談だが、義務的に選挙活動をお手伝いしていたと思っていた母。だけど今は政治がらみのYouTubeを見るのが好きだそう。今も多忙そうなのに、YouTubeまで見てるんやと驚いた(笑)
色んな話をしたが特に響いたことが2つ。
・おばちゃんパワーを舐めちゃいかん!
おばさまをどれだけ仲間にできるかが肝。具体的な話にリアリティがありすぎて割愛するが、「口だけ威勢のいい男より、ちゃちゃっと何でも手伝ってくれるおばちゃんよ!」のセリフは、口だけの父と、ちゃちゃっと何でもできる母の関係性そのものだったので、力強く納得した。
・短い選挙期間は大切だけど、それ以外の時間がもっと大切!
間違いない。だけど頭で分かる自分と30年以上体感してきている母とでは重みが違った。
「1~2週間で票を獲得しようなんて無理よ、それまでの時間の過ごし方が大切。」と言い切る母は、生き様でまさに体現している人。
小さい頃は、親族の票をもらうことすら大変と言っていた母。田舎だからこそ、すでにできあがっている派閥がある。母は違うところの派閥の人だったから苦戦している様子を子どもながらに見ていた。それから10年経ち、親族&地域の人たちも「まきちゃんの母が言うのなら」と、結構な数味方にしている姿を見て、母の生きざまそのものに感動したのを覚えている。
誰かに何かをしたもらおうなんて、これっぽっちもなく人様にGIVEGIVEGIVEできる人。
マジで尊敬する!
仕事をしていた時も困ったら母へ。と色んな人が頼ってきていたけれど、退職した今は、近所や地域の人に対してGIVE!
雨の日になると、いつも畑仕事を頑張っている近所のおばあちゃんたちにパンを焼いて配っている、リアルジャムおじさん、ならぬジャムおばさんとして活躍している母。
すごい!のエピソードが次から次へと出てくるから、何を選択しようかと私も迷ってしまうほど。
母のようにはなれないけれど、心から尊敬する。ウグイス嬢からリアルジャムおばさんになって、素敵な循環エネルギーの中でキラキラしている母。
いつも生き様を魅せてくれてありがとう!
↓スタエフも最近復活してます