【私たちは神々の子供】

だいぶ間が空いてしまいましたが、改めまして神様エピソードを書いていきたいと思います。今までより少しライトな書き方ですが、お読みいただけたら嬉しいです。

私にはまだ小さい息子がいるのですが、七五三の歳を迎えたので、熱田神宮にて御祈祷をお願いすることにしました。

ちょうど新嘗祭の日でお天気もそこそこ良かったこともあり、たくさんの子供達が熱田神宮で御祈禱を受けていました。御祈祷の申込をして、控室で待たせていただきながら、初めての経験に私も息子もソワソワ。周りのファミリーの方々も今や遅しと待っておられます。

15分ほどの待ち時間でご神殿に案内されて、椅子に腰かけながら御祈祷が始まるのを待ちます。

そしていよいよ始まりの時。巫女さんが始まりを告げに来られたときのことです。黄色く明るく照らされたご神殿の上部と下部の四隅に、小さな龍が4匹、くるくると円を描きながら楽しそうに舞い踊っているのが見えてくるではありませんか。

やがてその龍の演舞はすうっと消え、神主様が祝詞を唱え始めると、中央に白く綺麗なお着物と金色の冠を被られた女神が現れました。草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代としてよらせられる天照大神、「熱田大神」のお姿のようでした。

熱田大神は、大きく手を広げられてニコニコと笑みを浮かべられて、頷きながら御祈禱をお受けになっている人々を一人一人見るように右から左へとお顔を向けられ、愛おしそうに眺めておられます。

「我が子供たちよ・・・・」熱田大神は、そう言ってずっと微笑みを絶やさぬまま、何度も何度も私たちを見回されました。七五三の御祈禱を受ける子供たちのみならず、大人である親たちも同じように愛おしそうに眺めておられます。

神様にしてみれば、子供でも大人でも、年齢に限らず人間一人一人が愛おしい「我が子」なのだな・・・と感じました。この地球で一生懸命自分の人生を生きているのを見て、優しく慈しみの溢れる目で「健やかなれ」と願い見守ってくださっているのでしょう。

私たちの目には見えにくい神々ですが、いつでも慈しみの気持ちで人を見守っておられるのだな・・・とありがたい気持ちでいっぱいになりました。

息子と共に家族で穏やかに健やかに生きていられることに、改めて感謝したいと思います。

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