WeChat運営にこだわるあなたへ。
こんにちは!
中華圏SNSに特化したクリエイティブディレクター&PRプランナーをやっておりますMakiです!
以前、私のnoteで、PRに使用される主要SNSが「Weibo×WeChat」から「Douyin×RED」に変化したと紹介しました。
が、どの企業さんや組織も「事情」ってものがありますよね。
分かります。
「以前までWeChatを激推ししてたので今更切り替えられない」
「すでに開設しているWeChatをどうしたらいいか上に説明がつかない」
「そもそも、そんな大きな変化がうちのチームでは対応できない」
など
諸々の事情で、DouyinとREDの方がナウだとは理解しつつ、それでもWeChatをやりたいという方に、今回はWeChatの運営のコツを紹介します!
まず、WeChatのシステム設定上、他のSNSとは比べられないほど、バズるのが難しいプラットフォームです。特に企業や組織の内容になると尚更です。
WeChatを運営する際はバズをむやみに狙わず日常投稿を改善してコツコツフォロワーを増やすという思考が大切になります。
フォロワー数を一気に増やせるバズに関しては、イベントなどでWeChatのKOLと提携した時に、KOLの拡散力を借りて狙っていきましょう。
では、日常投稿はどう改善すれば良いかと言うと、
ずばりこれです。
レイアウト
え?
WeChatってnoteみたいに文字と写真でしょ?
レイアウトもなんも無くね?
ってなりますよね。
そう、SNSで例えるとnoteが一番感覚近いんですが、noteはどちらかというとWeChatの一番ベーシックな形式であり、今の時代、その思考だけじゃ足りないのです。
おいおいおい、意味わかんないよって感じですよね。
焦らないでください。
日本の方にも親しみのあるアレが、
「WeChat」と「レイアウト」を秒で繋げてくれます。
それは…
雑誌です!
雑誌は読者が読みやすいように、内容によってレイアウトを調整していますよね。
ビジネスだったら文字は多いけど、行や幅を調整したり、図を加えたり、タイトルを強調したり、段に分けて解説したり、必要に応じてイメージ写真を追加したりして読みやすくするかもしれない。
旅行だったら、その場所の魅力が感じられるようなビジュアルを大きく出したり、キャッチコピー的な言葉で読者の心をつかみ、必要な情報を記載。文章も、説明というよりコラム的なものが多いかもしれない。
ファッションだったら、文字より写真。1週間コーデなど、テーマやストーリー性を加えて、内容を豊富にしたり。
つまりですよ、WeChatを雑誌だと思って運営してみてください。
ブログとかコラムみたいに写真文章写真文章…と交互に投稿する、みたいな縛りは無く、真っ白な縦長ページの雑誌だと思って。そうすると、自然にレイアウトが必要だと気付くはずです。
DouyinやREDに負けないWeChatアカウントを運営するためには、雑誌的思考がマストなのです。ちなみに、レイアウトに関しては専門領域なので、プロに任せるのがいいかもしれません。
とここで!レイアウトといったら文字よりも画像のほうが断然わかり易いと思いますので、雑誌的思考で成功しているWeChatアカウントをいくつかご紹介します!
じゃん!
こんな感じに、内容に合ったレイアウトが出来ているアカウントは、投稿されるたびに見たくなりますよね。
逆に、多くのアカウントがこだわったコンテンツを投稿している中で、まだWeChatのベーシック形式で投稿をしてたら、読む気も自然と下がってしまいますよね。厳しい現実です(泣)
SNSは時代と共に変化しています。他のアカウントが既に進化している今、昔と同じ方法で運営しても、確実にフォロワーは増えません。コツコツフォロワーを増やすために、改善、つまり変化が必要なのです!
そして、もうひとつ触れたいのがWeChat Channels(視頻号)の存在です。
これ、なんか見覚え有りますよね。まさにDouyinの形式とほぼ同じなんです。フォローしてないアカウントのショート動画も「おススメ」で見れます。その為、Douyinのようにバズを狙えるのです。
こちらはWeChat公衆号と紐づけすることが出来るので、フォロワーを増やしにくいWeChatでは大チャンスだといわれています。
ただ、コンテンツ形式や思考はDouyinと全く同じなので、気力も同じくらいかかります。ショート動画となると、プロデューサーや編集者が必要になり時間やコストもある程度必要になってきます。
リスクのないチャンスなんてありません。余裕のある企業さんにはぜひチャレンジしていただきたいです!が、もういっぱいっぱいの場合、WeChat公衆号に集中するのが良いかもです!
以上、今回はWeChatについてお話しました!少しでも皆様の参考になれたら嬉しいです!フォローやライクしていただけたらもっと嬉しいです!
では、また次のnoteでお会いしましょう!
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