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学んでも学んでも、変わらないと思うならば…
社会人の平均読書時間が6分、と言われる一方で
会社が終わった後や休日に
セミナーや講座に行ったり
資格取得に熱心な人もいますね。
自主的にそういう「勉強」の時間を取っている人は、自分の人生を良くしたいとか、スキルアップに繋げたいという気持ちがあると思います。
ちなみに、私も、どちらかといえばこのタイプです。
でも、セミナーや講座、資格だけでは
そんなに大きく人生が変わったという感覚はありませんでした。
「これをやりたい!」と思ったものを選んで
お金も払って、
すべての日程に出席し
宿題を真面目にやって
頑張っているにも関わらず、です。
その理由として、
いま思い当たることは2つあります。
1つは、「最上志向」です。
私のストレングスファインダーの1位は、最上志向です。
順位にしても、クオリティにしても、最高のものを求めたいと思っているフシがあるので
多少の変化では、もの足りないと思っている可能性があるかもしれません。
そしてもう1つ。
それは
「自分が良いと思うこと、見える範囲でしか、判断していなかった」ということです。
セミナーや講座は、「今の自分が良いと思うもの」を選んでいるわけですが、選んだものが自分にとっての成果・成長に繋がるかどうかは、わからないんですね。
都合の良いものだけが見えている、とでも言いましょうか。
コーチとの対話テーマにしてもそうです。
自分が話す内容は、自分が話したいことを話していますが、それが本当に芯を食っていたか?は微妙だったかもしれないな、と思います。
過去、数名のコーチにお世話になっているのですが、
私の気持ちを親身になって聞いてくださったり、やりたいことを応援してくださったので、感謝しています。
しかしながら、どこかで、「なにか違う?」と思うことがあったんですね。なにか違う?と思いながらも、昔は、それをうまく言葉にすることができず、契約期間が終了しました。
いま、お世話になっているコーチ(メンター)は、私が盲点になっていること、避けようとしていることを突いてきます。
盲点になっていることでしたら、「あ!そういうこともあるんですか!」と受け取れるのですが、
避けようとしていることは、なかなかスッと受け入れるのは難しい時があります。
薄々わかってはいたけど、
やっぱりそれか…と思うものもあれば
これまで自分が大切にしてきたものなんだけど?!
自分の強みだと思ってたけど、違うのか?!
…と衝撃を受けるレベルだったりもします。
向き合いたくないことに向き合うのは、
はっきり言って、しんどいです。
向き合うかどうかは、強制されるものではありませんし、逃げようと思えば逃げられます。
でも、どれだけ勉強をしたとしても、どれだけ真面目にやったとしても、「変わった感」を得られなかった私にとっては、
盲点だったことや向き合いたくなかったこと(=これまでの自分が選んでこなかったこと)が必要なんですよね。
大小、いろんな課題がありましたが
逃げずに向き合ってきたことで、成長できたと感じています。
たぶん、自分にとって都合の良いものだけを取り入れていた時は
小さな芋虫→大きな芋虫
という成長レベルだったのですが
向き合いたくないことにちゃんと向き合ってきたことで
芋虫→サナギ
くらいになったと思います。
蝶に変身した!とはまだ言えないかな~とは思いますけどね(^^;
長くなりましたが、今日言いたかったのは
自分の見えないところに、課題がある。
その課題を指摘してくれる人に出会えるかどうかで、
自分の成長度合いが変わる。
…ということです。