辞めたくなかった職場

タイトルを「辞めたくなかった職場」としましたが、今の仕事に就く前の職場(食料品の卸倉庫)を辞めたくなかったのに辞めることになった経緯について書こうと思います。

まぁ結局は辞めてしまったんですが、その原因が自分に降りかかるまで全く辞める気はありませんでした。
派遣社員として働いていたので最長3年しか働けない決まりですが、それを過ぎたらパートとして働こうと思うくらいの職場でした。

6月某日、自分の前の作業の方が入って間もない派遣さん(Aさんとします)でわからないことがあったらしく、内容を聞いても自己判断はできないので「担当社員さんに聞いた方が早いのでは?」と伝え、Aさんに社員さんを呼びに行ってもらうことになりました。

このやり取りを見ていたのがMさんというAさんと同じ工程をもう10年程やっている年配の方でした。


「あの人(Aさん)はどこに行ったの?」
「〇〇の工程がわからなかったみたいなので社員さんを呼びに行きました」
すると突然鬼の形相になり、

「なんでそんなことさせるんだ!事前に自分とベテランさん(Cさんとします)で確認済みだから余計な事させるな!あんたは派遣でしょ?派遣のくせに首突っ込みすぎ!!」

と、私を指さしながら怒鳴りつけてきたのです。
元々声の通る方だったのでそれは自分のブロックはおろか、そのあとの工程の方にも聞こえていたようで、その後の休憩時間に「何かあったの?」と聞かれるレベルの大声でした。

さすがに「はぁ?自己判断しろってことか?ていうか首突っ込まないでどうやって仕事するんじゃ????」と頭カチーーーーンと来ましたが口答えはせず淡々と仕事をこなしていると、たまたまその日は派遣社員採用担当の本社の社員さんが応援で来ている日だったようで、すぐ面談の段取りをしてもらい事の経緯を話すことになりました。

本社社員さんに経緯を話し、以前からMさんの気に入らない人は派遣もパートも関係なくいびられ、これまでも片手では足りない人数が退職していっていること、怒鳴りつけたことをまるで武勇伝のように周囲に話していたことなど、さらには社員間でもどうにかして辞めてほしいがMさんの家庭の事情で簡単に辞めさせることができない等々ありとあらゆる話をしました。そしてその日はそのまま仕事も終わり、帰宅しました。

翌日以降、Mさんはますますグチグチと口撃を続け、周りのパートさんへ「あいつは仕事ができない」など吹聴してまわり(ありがたいことにそれに同調していじめてくるような人はいませんでした)、さすがに心理的につらくなり派遣元にお願いして7月末で退社することにしたのでした。


このことを周りのパートさん(Mさん以外)に伝えたところ、一番驚きつつもどうにか留まってくれないかと社員さんにも掛け合ってくれたのはベテランのCさんでした。(Mさんをクビにして私を残すことはできないのか社員さんに聞いたそうです)

社員さんには「また戻ってきてね!」と言われましたが「Mさんがいなくなったら考えるね!」と答えておきました。

システムややり方を覚えてきて仕事が楽しくなってきたところでの退職になり、志半ばではあったもののそのまま続けられるメンタルは持ち合わせていなかったのでそのまま退職となりました。

合う職場だっただけに、とにかく残念です。
そしてその職場の現在はとにかく人が足りなさすぎて残業続きらしく、現場から「早く帰ってきて!!」と大変な様子です。

戻れるものなら戻りたいよ…トホホ…


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