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【読書記録】当事者が語る異文化としてのアスペルガー


今回の本は、「当事者が語る異文化としてのアスペルガー 自閉症スペクトラム 青年期・成人期のサクセスガイド2」服巻智子さん編著 です。
図書館で借りて読みました。

編著者さんは、発達障害支援のNPO それいゆ総合相談センターの長をやっているかたです。
この本は、ASD当事者さんやご家族の方が、講演会で話した内容を記録した本みたいです。3巻まであるのですが、私は2が気になったので、2から読んじゃいました。
この本を知ったきっかけは、宮尾益知さんの「女性のアスペルガー症候群」を読んでて、巻末に「当事者のかたの本を読むといいよ」って感じのことを書いてあったからです。参考文献に載ってて、探してみました。


読みながら思ったこと

・女性のASDは、診断されるのが難しい(男性とくらべて)んだなあ
・私はあてはまるかなあ?どうだろう?と思いながら、読んでた。(補足:2024年9月時点で私はまだASDの検査結果を聞いてない。該当するのかなー?グレーゾーンかなー?ってうろうろしている状態で、そもそもASDとは何なの?ってのを知りたくて色々読んでる)

響いたこと

207ページ 服巻さんのまとめの部分です。

(前略)「対人関係の基礎をそれなりに身につけ、家族との関係の距離感も安定し、自分と社会とか、家庭と社会のつながりの基盤を、ある程度安定した機能を維持させている社会人として、成功」したASD成人の方の場合も、どこまでもついてまわる障害特性は、感覚の問題とセントラルコヒーレンス(中枢性統合機能)の弱点と実行機能障害であるということです。

当事者が語る異文化としてのアスペルガー(服巻智子編著)P207

中枢性統合機能は情報の関連付けをつかさどり、
実行機能は、優先順位決定・計画性をつかさどるとのこと。

難しくて理解しきれてないけど、ざっくりと、人間関係とかがうまくいってても、ASDの特性として上記ふたつの苦手があるよーこれは脳の特性だよーみたいな感じに脳内翻訳しました。

引用した部分を読んで、私が困ってるのはこれなんじゃないかな?的な、ヒントを見つけたような気持ちになりました。

現状私はASDなのかグレーゾーンなのか分かんないけど、なんとなく私にはちょこちょこと困ってる感じがあって、それがASDの特性と言われている部分に該当するんじゃないかなあと思っています。だから検査を受けているんですけど、1番身近な親とか、あとは多分周りの人からは、その「困ってる」が見えてないっぽくて。
就職して、ストレス耐性の低さとか、上司といろいろあったときにコミュニケーションの苦手さとかが表に出てきているけど、中高生くらいまでは特に支障はなかったと思う。うっすら漠然としたやな感じは、なくもなかったけど、思春期なんてそういうもんでしょう?(たぶん。知らんけど。)
私自身もそんな感じだから、親からみてもそうだよなあって感じは、理解できるのだけど。うーん。ちょっとまだこれに関しては気持ちの整理がついてないかも。

この話は長くなっちゃうし本の中身とずれちゃう気がするから、とりあえず置いておきます。またこんど。


とにかく、私の「困ってる」のがASDもしくはその傾向があることに由来しているのなら、その諸悪の根源というか、根っこはここなんじゃないかなという気がしたのでした。
気がするだけかもしれないけど。このへんについてもうちょい詳しく知りたいなー

と思って検索してたら、Kaienのページにいろいろ載っている…???まだ読んでないけど感覚過敏とかうつ病とかのこともなんかいろいろ載ってそうだぞ?!?!大発見!!

Kaienのことは、なんかの本を読んだ時に載ってて(忘れた)自立支援をしてるってのは知ってたんですけど、ほかのことも結構いろいろ載っている…!
ちょこちょこ読んでみよう、というところで、本当に読書記録からずれてきたので今日はおしまいにします。

ここまで読んでくださってありがとうございました!



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