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傲らないこと。

私は大学生をしたことがない、なので大体の大学生が通過してくるであろうセンター試験競争やまともな面接を受けたことがない。

ちょっと言い訳じみた冒頭だけど添えさせてほしい。

そんな環境だったので 偶然出会った人事のヒトとの会話をする機会があり ハッとした。

たった数十分の話しだったけれど痛いところを沢山つかれたし、自分自身では謙遜を大切に、自分はまだまだ、と思って最近は生きていたと思っていたけれど。

とりあえず、

おごらないことだよ。

と言われてしまった。

短い社会人として過ごした時間の中で半年上の仕事は出来ないけれど横柄な態度の先輩に飽き飽きして、自分はああなりたくはない。

あの先輩よりは "マシ"

そんな気持ちを持って過ごしてきてしまったせいもあるのかもしれない

ひょんなことから自分のこれまでの職務経歴なんかを話すことになり(これも もしかすると、相手の会話誘導があったのかもしれない…人事おそるべし…)

最近は"その年でよく考えているね、"
褒められる事が多かったから、油断していた。

何にか?、自分に!

いい気になって武勇伝を話すような気持ちであけすけに物を言ってしまったなぁと思う。

ものの30分程だったけれど、どんどん詰められて
優しい言い方をしてくださる方だったけれど、
しっかりと釘をさされた。

おごらないことが、大事だよ。と

そして、さっぱりと僕たちの関係はここから発展しないよ。と鮮やかに去られた。

もし、悔しかったら 日本のトップを何かでとっておいでよ という置き土産までいただいた。

つまり、そこからがスタートラインで そこにもまだいない私は本来は話しを聴いて貰うことすら出来なかったであろう、ということ。


あの人と話しをすることはこの先無いのだろうけれどとても自分の気づきになる時間だった。

伝わったかは知らないけれどその感謝の気持ちは言った。

そう言うことを言ってくれるヒトを探していました。と

そして、自分の知らない世界を覗けた気がした
あんなに自分のもといた会社には、コンプラが終わっていると思っていたけれど

そもそも、自分にコンプラなんて解っていたのだろうか?

だってそんな勉強はしたことがない。経営学くらいならほんの少しだけかじったことはあるが実践は全くないし、基本帳簿をつける勉強ばかりしていた。

心理学を深く理解して勉強しているわけでもないし、学生インターンでコンサル業務をして1000人以上と面談をしたわけでもない。人事の業務なんてひょんなことから知り合った先輩からチラッと聞いたことがあるくらいだ。

もちろん、上場企業の人事と 町場の個人店の店主夫妻なんて天と地ほどの差が生まれて当たり前なのだろうけど、(学んで無いんだから当たり前だよね)

にしても、自分は知らなすぎたんだなぁと思った。


それに、最近転職をしてフリーランスになりました…そんな人たちと会話をする機会が多かったこともあって なんだか違和感を感じていた "それ"
が何だか腑に落ちた気がした。

社会人になってつらくて辞めても自分にとって成長はあるけれど辞めずに続けても自分にとって成長はある。

そんな言葉を何処かで目にしたけれど

私はそのうちの辞めた人の話しばっかりしか聴けていなかったのだなぁと、

勿論、社会に適応しているのは後者の方で一般的にいう大企業に勤めていたいのならば
仕事は直ぐに辞めるべきではないし、転職も沢山迷って悩んで決断するべきだと思う。

無論、
身体を壊してまで続けるのは本末転倒だと思うけれど、成長に対しては、ある程度の逆境は大事なんだなと それに対応する力が着くのだから、
正しい日本語を使える事も大切だなと。

よく、一年以内に仕事を辞めてしまうと次の就職にひびくぞ。と

いうのはそういう事なんだなぁと目に見えて解った瞬間だった。

そして、全員がそうとは言わないけれど未経験からそのままフリーランスをしている人の傾向として、

話しをしていると大体の人は " やりたい事がない "
" 自由な時間がほしい "
そんな人が多くてその後の目標ややりたい事への熱がない人ばかりだった…

人間関係ややりたくないことを排除していった結果が今のフリーランスてあって、別に今の仕事も好きではない、と言っていた。

その話になんだか違和感を感じていた、自分…とは違う自分の目指す姿とは…なんだか違うと。

それに、
そういう人は私が思っていることや、やりたいことを話すと大体"すごいですね!"と返ってきた。

その後は、同年代の人が話すセミナーに案内されかけたり仲良くしたいです!といいつつそのまま返信が返ってこなくなることが多かった。



その人たちと話す時間はぬるま湯に浸かっているよあな感覚だった…何を言っても基本肯定が返ってくる。

たぶんそれも、集客の一種なんだと思う。

それに、そんな時間を長く過ごしすぎてしまっていたんだとおもう。

口では 思考はやめないでいたいです!

なんて、声を大にして言っていたけれど、学校に通うから…と、独学の勉強の手はとまり最近は趣味の絵ばかり描いていた。恥ずかしすぎる。

この時間を利用してコンペに応募しよう、と準備まで終わらせたデザインもまだ実際に応募は出来ていない…

変わっていないじゃないか、なにも努力していない!?

自分の大嫌いなタイプ
怪奇口先だけ人間になっていた…

そこに気づいた日だった。

なんだかとても焦りを感じて、忘れないように
心に刻めるように記録として残します。

コロナ時代のせいにしてはいけない、フリーランスを推す転職ブームの風潮に流されてはいけないなぁと。

誰かの役にたったらもっといいな。

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