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40歳・食べ放題の現実

先日、焼肉・寿司の食べ放題の店へ行ってきました。

1人あたりおよそ1万円。オーダー制の食べ放題です。
なかなかイイお値段の店なので、ジューシー肉・美味寿司に思いをはせ、期待を大きく膨らませて行ってきました。

店内は壁沿いL字型のカウンター席が6名ほど、それから、テーブル席が4人掛けで4つくらいだったかな。そこまで広くはなく、こじんまりとしていました。

予約時間が決まっており、12から14時までの2時間枠でした。予約の時間までは店の外で待ち、同じ時間の予約客が並んでおりました。時間になると、店から店員さんが出てきて、1組づつ中に呼び入れられ着席。全員そろったところでシステムの説明を受けました。

まず最初に店員さんが各テーブルをまわり、肉と寿司をひと通りだしてくれます。そのあとはお好きな肉と寿司をおかわり自由で食べてねというシステム。デザートも用意されており、開始1時間後くらいになったら、アイス(ハーゲンダッツorピノ)はいかがですか?と聞きにまわってくれました。

肉と寿司は、先に写真いかがですか?と盛り皿を各テーブルに見せて回ってくれた。

マグロとサーモンの握り
カルビ盛り盛り皿

寿司は、マグロ・サーモン、ネギトロ軍艦のほか、時間後半になってウニ軍艦が出されました。
肉は、カルビ、ロース、タン、ハラミの4種類。
寿司と肉4種はおかわり自由。時間内であれば何度でも好きな数おかわり可。

この他に、メンチカツ、牛ステーキ、小鉢サイズに盛られたユッケ丼が提供されました。
ユッケ丼はおかわり自由(お皿交換制)でした。

まずはじめに、寿司がサーブされました。
1ターン目の寿司は、マグロ・サーモン・ネギトロ、それぞれ2貫づつテーブルに配給されました。まず、その寿司でおなかは50%くらいに。ネタとシャリのバランスが、シャリ多めな感じ?早い段階で、お腹は満たされていきました。
正直、お寿司は1貫づつのサーブでよかった。結局、お寿司はおかわりせず。

寿司のあと、肉1品目のカルビがサーブされました。
白ごはんもおかわり自由ですと声をかけていただきました。焼肉白ごはん は、鉄板のコラボレーションで、めっちゃ好きなんですが・・・。寿司で腹5分目まできているため断念し白ごはんはお断りしました。オットも同じ気持ちだったようです。

カルビは、きれいなサシが入ったお肉で、1ターン目「うまい!」と、パクつきました。しかし、後半になってこのカルビを食べたら、きっと脂が重く感じて食べられないんだろうなと思っていたらそのとおりでした。最初のうちは美味しいと感じるジューシーな脂も、だんだんと重く感じるようになる。これが老化現象。40歳主婦。
後半は脂の少ないロースが美味しく感じる!

結果、「カルビ」を2回ほどおかわりし、「ロース」は3回ほどおかわりして終了。

「タン」と「ハラミ」はおかわりせずでした。
アゴが疲れるので…。これ老化現象?40歳の弊害?

アイスクリームは、ハーフタイムの箸休めに1度ピノを食べ、口の中をリセット。肉のラストオーダー後、最後のデザートにハーゲンダッツをいただきました。

食べ放題に来て、自分の胃袋の小さみを改めて感じました。両隣の席になったカップル2組は、肉も寿司も何度もおかわりしているのを横目に、われわれは、店員さんが肉・寿司をサーブしてくれるのにロース以外はほぼ断ってました。ラストオーダーでは、ロース美味しいし食べたいけど・・・もうおなかがパンチクリンだー。と最終おかわりは断念したのでした。
隣の席のお客さんはラストオーダーと聞き、もちろんおかわりしていましたとも。

みんなめっちゃ食うやん。お腹いっぱいじゃないの?

という気持ちでいっぱいでした。
もっと若ければ、たくさん食べられたかなぁ〜?という気持ちも。
自分が20代のころ、飲み会などで、おじさんおばさん連中が、「若いうちはたくさん食べな!」って、食べ物を勧めまくっていたけど、その気持ち、今ならわかるよ!

食べ放題ではあったけれど、
こんなうまい肉・寿司を何皿もおかわりできてお得!!
という「食べ放題」に来たメリット(?)はあまり感じませんでした。たくさんは食べられないから。
この歳になると、焼き肉は食べ放題(無限)に食べたいものでもないことを知る。焼肉は美味いし好きだけど。

上質の美味しいものをちょっとだけ。
それが40歳の現実。

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