アクセスパフォーマンス
アクセスパフォーマンスについてご存知ですか?
アクセスパフォーマンスとは、誰でもミュージカルや演劇などを楽しめるようになっているシステムです。
私自身視覚障害があり、ロンドンでアクセスパフォーマンスを体験したことがあるので、今回は自分の体験なども書いてみました。
4つのアクセスパフォーマンス
アクセスパフォーマンスは4種類あります。
キャプション、British sign language、オーディオディスクリプション、リラックスの4つです。
Captioned performance
キャプションとは字幕のことです。
舞台の近くにスクリーンがあり、そこに字幕が表示されています。
British sign language
このアクセスパフォーマンスでは、手話通訳の人が舞台の端に立ち、そこで手話通訳をしているそうです。
Audio description
オーディオディスクリプションは映画の音声ガイドのようなものです。
映画の音声ガイドとの違いは、ミュージカルではディスクライバーさんが生で音声ガイドを届けると言うところです。
オーディオディスクリプションを利用する場合は、ものによってはタッチツアーにも参加できます。
タッチツアーについては後で詳しく説明します。
Relaxed performance
このアクセスパフォーマンスでは、劇場のルールなどがリラックスした状態になるそうです。
タッチツアー
先ほど少し書いたタッチツアーについて説明します。
タッチツアーとは視覚障害者向けにあるツアーで、舞台で使われるセットや小道具を実際に触らせてもらえます。
私もこのツアーに参加したことがありますが、セットなどを触ったりしたことで、少し舞台の仕組みを理解することができました。
また、ミュージカルを見ていて、タッチツアーで触った物が使われているシーンでは、そのセットや小道具をよりイメージしやすくなりました。
※タッチツアーがあるかないかは作品によって異なります。
自分の体験と感想
ではここからは私が実際に音声ガイドを使った時の感想などをシェアしていきます。
私はロンドンに来る前はあまり舞台などを見に行くことはありませんでした。
最初は音声ガイドを使って作品を観れると言うことも知りませんでした。
実は最近音声ガイドを使って舞台を観れると言うことを教えてもらい、実際にどんな漢字紙に行ってみました。
初めて音声ガイドを使ってみたミュージカルがとなりのトトロです。
タッチツアーにも参加しました。
私がミュージカルを見る時、見えるのは舞台の照明なので、光の色からどんなシーンかを想像していました。
しかし音声ガイドの説明を聞いたことで、よりはっきりシーンをイメージすることができました。
二番目に音声ガイドを使ったのが、舞台ハリーポッターと呪いの子です。
この時もタッチツアーに行きました。
ハリーポッターの舞台では、舞台上で魔法が使われていてもどんな感じか見えないので、音声ガイドを使ったことで、作品を楽しむことができました。
フローズンも見に行ったことがありますが、その時はまだ音声ガイドがあるとは知らなかったので、音声ガイドなしでみました。
そのあと調べたらこれにもアクセスパフォーマンスがあったので、機会があればまたみに行ってみたいです。
まとめ
今回はロンドンでのアクセスパフォーマンスについて説明しました。
最初はオーディオディスクリプションしか知りませんでしたが、他のアクセスパフォーマンスについても興味があったので調べてみました。
日本のアクセスパフォーマンスについても気になったので調べてみました。
最近では日本でもアクセスパフォーマンスが増えてると聞いて、嬉しいです。
いつか日本でも音声ガイドを使ってミュージカルなどをみてみたいです。
アクセスパフォーマンスは1年に何度か行われているので、またロンドンでも、これからも機会があれば音声ガイドを使って色々な作品を見に行ってみたいです。
となりのトトロの感想
ハリーポッターと呪いの子の感想
もし私のようにアクセスパフォーマンスの日にミュージカルや舞台を見に行ったことがある方がいれば、ぜひコメントで感想教えてください。
最後までお読みくださりありがとうございました。