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伝える

なにかを「伝える」ってとてつもなくシンプルだけど、想像を遥かに超えて難しいこともあります。それは人それぞれ価値観が違うから、と言われたらそれに尽きるのですが…そう頭ではわかっていても、やっぱりうまく伝えられない、伝わらない時に苛立ちやガッカリ感や不信感が湧いてきてしまう、という事もあると思います。

受け取る側になった時も、相手の伝えようとしていることをきちんとキャッチ出来ているつもりが、実際はそうでなかったり、伝えることの難しさを知ってるつもりなのに、いつも100%でキャッチする体制ではなかったり。

でもそこで、あの人には伝わらない!と諦めたり、うまく伝えられない(うまく自分に届くような伝え方をしない)相手に対して怒ったりしても、それは何の解決にもならなくて、結局自分と価値観の近い人としか付き合えなくなって、自分自身の人間としての幅も、器も広がらないですよね。

そんな事を週末からモヤモヤと自分の中で考えていたは、今日私の大好きなアルプスかがわの新井先生の講義で、「伝え方」のお話。相手が子どもであるという前提ではありましたが、もし子どもがうまくできていなかったら、それは大人がうまく伝えられていない!大人の責任だよね。と。

でも私たちが人と接する時に、この気持ちを相手が子どもなら当然、相手が大人であっても人の事は変えられないのだから、自分側の責任でうまく伝わらないからうまくいかないんだ!と本当に思えれば、苛立ちやガッカリ感ってずいぶん無くなるんじゃないかな?っと思ったのです。

伝えたつもり、だったけど相手の言動が伝えた事とうまく噛み合ってないと感じたら、あ、あの伝え方じゃ伝わらなかったのか!じゃあ次はどんな風に伝えよう!っと自分自身の引き出しを増やしていけば済むこと。引き出しの多い人は、男性でも女性でも。年齢がいくつでも。とっても魅力的です。

自分のために、自分自身を磨いてステキな人になるために、「伝え方」の引き出しを増やしていきたいものです。