今年の漢字2024 -10回目-
毎年12月12日に清水寺で揮毫(きごう)される「今年の漢字」。それに倣い、毎年12月のどこかで「わたしの今年の漢字」を決めることにしています。今回でかれこれ10回目を迎えることになりました。
去年2023年の記事はこちら。
過去9年間の「今年の漢字」
2015年「会」会社を卒業し新たな出会いが沢山あった
2016年「調」引越など環境変化・始めるための必要なものを調えた
2017年「覚」五感や居心地や直感を大事にする覚悟を決めた
2018年「整」司会以外の活動(ラジオ・講座など)を始めて整えた
2019年「繋」ナレーター、ラジオ、富山、フィギュアで繋がりが増えた
2020年「音」宅録環境をはじめ例年以上に声や音を聴いた
2021年「世」世界観や思想に触れ、世界がぐん!と広がった
2022年「旅」「そうだ、わたしは旅がしたかったんだ」
2023年「徠」"ライ麦・未来" 生命力の強さを名前にしました
2024年「今年の漢字」は?
2024年 「靭」 長年思い描いた強さ「靭やか」にやっとたどり着けたから
ビジネス的な言葉では「レジリエンス」が一番近いニュアンスです。
ずっとずっと「強くなりたい」と思っていました。「あの人みたいに強くなりたい」「なんでわたしはこんなに弱っちいんだろう」と。
「人と比べない」ことが大切と頭でわかっていながら、子どもの頃から比較されがちな教育で身についた癖はそうそう抜けるものではなかったのですが、ここにきてほぼ消失した感覚があります。
生きていることがとても楽になりました。あんなに「生きるのしんどい」って言ってたのに(笑)。落ち込みづらくなり、多少落ち込んだとしてもすぐに回復します。いわゆる「ぶつかりおじさん」にターゲットされがちな人生でしたが、気づけばそういうこともなくなりました。先日とある場所で歌ったレット・イット・ゴーさながら「悩んでたことが嘘みたいね だってもう自由よ なんでもできる」って感じです。
体力的にタフではないということを受け入れることでもありました。本当の意味の自分との対話やセルフケアができつつあるように感じています。
どうして靭やかになれたのか?
去年の今年の漢字に書いたことを読み返すと、今の心持ちに到達する道のりは去年から始まっていたように思います。そしてめでたく終止符を打てそうです。
自分の名前にも強さを求めて「徠」をつけたのが去年の出来事です。「徠」はライ麦で生命力を表しています。まさにこの字の通りになりました。毎日見聞きする名前の影響力は想像以上でした。(ビジネスネームのご相談もお受けできます←という宣伝を挟みつつ)
こちらの番組でも少しお話させていただきましたが、神奈川フィルさんや、日本ワーケーション協会さんでの活動やお仕事の数々は、大きな要素となっています。どのお仕事も師匠や仲間の助けを得ながらストレスなく進めることができました。素晴らしい景色を見せていただき日々感謝の気持ちがあふれてきています。
ということで、ようやく真のギブ=自分が満たされていることで、あふれる分を還元していく準備が整いました。すでに少しずつ始めていますが2025年から還していくフェーズに入ります。
ちょうど来年は年齢的にも節目の年を迎えます。20代も30代も40代もバタバタの中で気がついたら世代が変わっていたという体たらくでした。今度こそ感謝祭・還元祭などを実現させたいと密かに計画しています。
最後に、2025年の個人目標は以下のとおりとします。
・2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指す
・海外渡航を増やす
・47都道府県制覇
・歌います
完全に個人的な振り返りにお付き合いいただきありがとうございました。
2024年も残すところあと半月あまり。
一段と寒くなりましたので、ご自愛ください。
いろんなことがありますがどうか「健康第一」「ステイヘルシー」で。
2024年12月14日
旅するアナウンサー 吉野真徠