こんな時期に呼吸器疾患なんてな2

前回の続き。

1件目の病院で「間質性肺炎」との見立て。聞いたこともない病名でしかも肺炎なんていうし、熱とか出てないし思わず「肺炎ですか?」と聞いてしまったよ。それを聞いた先生は丁寧に簡潔に説明してくれた。その上で言われたのが呼吸器の医者が見たら引くレベルの影が出てるから早めにCT撮ってもらって治療なり大きな病院を紹介してもらうなりした方が良い。とのこと。

そして週明け(2020年2月25日)朝から教えてもらった病院へ行くとすんごい人人人。さすが県内で有名な先生と言われるだけある。

そんな感じなんで3時間近く待ち、お昼近くになってやっとレントゲンとCT撮影。その後問診をして喘息の検査。10分ほど待って診察。とても感じの良い先生でレントゲンとCT画像を見ながら丁寧に説明をしてくれた。2件目の先生も1件目の先生と見立ては一緒と告げられた。ついでに聴診器を装着させてもらい自分の呼吸音を聞きかせてくれた。肺の下半分が白く写ってるが特に酷いのが背中側。前と背中側の呼吸音を聞いたとき違いが明らかで自分の肺の状態というか異常を改めて自覚した。どんな音がしたかというと「ゴガガガゴゴ」みたいな音。この音に名前がついてて、ベルクロ社製のマジックテープを剥がした時の音に似ているからと「ベルクロラ音」というらしい。へぇ。ていうか自分の中からこんな音するとかマジか。先生からは別の病気も隠れている可能性も考えて大きな病院へ行って血液検査と内視鏡検査をしてもらった方が良いと職場から近くて通いやすい病院を紹介してもらった。早速FAXを送っておいたと受付の人が教えてくれたので、紹介先に予約が必要か電話で確認を取る。特に必要ないからいつでも大丈夫と言われたので社長に結果を伝え、次の日の午前中半休をもらう。

2020年2月26日 紹介状と2件目でもらったレントゲンとCT画像を焼いたCD-ROMを持って朝いちで紹介先の病院へ。実はこの病院は前の記事で書いた例の骨折で前の週まで通っていたので受付にいた女性に不思議な顔をされましたw 受付を済ませて呼吸器内科へ案内され、問診や採血、レントゲン撮影などをこなして待つこと1時間。やっと診察。先生から「おそらく間質性肺炎」と告げられた。ん?おそらく?

血液検査の結果を見ながら先生曰く、間質性肺炎だったら(3ヶ所ほど指差ししながら)異常な数値が出るはずなんだけど全部正常で、気になるのが腫瘍マーカーが反応してて数値が微妙に高いと。炎症で反応してる可能性が高いけど癌の可能性と別の病気も考えたら内視鏡検査をした方が良い。明日予約取れるけどどうする?もちろんやりますとも!さっさとやりましょう!てことでその場で検査の予約を入れてもらった。ついでに、「あなた結構重症な方だから入院は決定だからね。できる?」「期間は?」「1ヶ月か1ヶ月半くらいかな」ちょうどコロナ感染のニュースがちらほら出てきて会社が少し暇になってきてたタイミングでもあったのでたぶん大丈夫だと伝えると、具体的な入院の日にちは内視鏡検査の結果を待ってからにしましょうと話をし診察終了。その後、同意書や内視鏡検査前の説明を受けてお昼過ぎに会社へ戻る。社長に次の日の事と長期入院の事を伝える。これから暇になるし呼吸器疾患なら尚更入院してた方が安全安心だからゆっくりしてこいと有難い言葉をいただく。いい会社で良かった。


さて、夜も更けてきましたので今日はここまでです。次回はすったもんだあった内視鏡検査と入院日までを書こうと思います。ここまで読んでくれてありがとうございました。



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