NYひとり旅⑥ 期待を超えたホテル編
昇進を知らされながら、次の宿泊先である1 Hotel Central Parkへ戻った。
https://www.1hotels.com/central-park
2015年にオープンしたこの1 Hotel。
ホテル内の全てのマテリアルがリサイクル・リユースであることがコンセプトの、エココンシャスなホテル。
3年前に視察した時、そのコンセプトが魅力的だったことを鮮明に覚えている。
当時宿泊はしなかったから、「宿泊したらどんな感じなんだろう」と思って今回予約した。
結果、すごく良かった…!!
そんな1 Hotelを紹介していきます。
お昼に立ち寄って以来、22時ごろ戻って鍵をもらいお部屋へ向かった。
ロビーのエレベーターホールの壁。
1 Hotelのコンセプトでもあるんだろう。
形は良くないけど味は平気だよ!と、形が良くないがために廃棄されてしまうのを減らすべく、ロビーに置いてあるフルーツ。自由にもらえる。(あんまりお腹空いてなかったからもらわなかったけど)
エレベーターで9階へ。
9階のエレベーターホール。
9という数字が釘でできている。
おそらく、もう使わない釘を使ってるんだろう。
すごく偶然で、部屋番号が私の誕生日だった!
おかげで2泊の間、部屋番号を忘れることなく過ごせた。
部屋番号が誕生日だったことをフロントの人にも伝えたら、「何て偶然!」と言っていた。
鍵は木の素材だけど、おそらく中にICチップが入ってる。チェックアウト時に1枚いただいた。
Alcove Queenというお部屋だった。
窓際で寝転がることもできる。
シャンプーなどのアメニティは小さなものではなく大きなボトルを用いて中身を詰め替えて使ってると、視察の時に聞いたことがあった。
たしかに、持ち帰れる小さなボトルだと都度補充しなくちゃいけないし、使いかけのものは捨てなくちゃいけなくなる。
その点大きなボトルだと、使われた分詰め替えれば良い。
アメニティを持ち帰れるのはゲストにとっては嬉しいけど、環境に優しいやり方を選んでるんだなーと思った。
そしてこれも3年前の視察の時に教えてもらったことだけど、バスルームには5分を計測できる砂時計が設置されている。
ゲストがシャワーを出しっぱなしにするのを抑制する目的で設置したとのことだった。
独特な形のレインシャワー。
やっぱりレインシャワー、良い!
シャワーを持たずにシャワーを浴びることができるのって快適だなぁ…と、今回の旅で感じました。
クローゼットはこんな感じ。
プラスチック製のハンガーと紙製のハンガーがあって、紙の方は何からリサイクルされてるか書かれてる。
これは地図や宿題からリサイクルされたよう。
ちなみに一番多いハンガーはこれだった…!!
何とも言えない気持ちになった…!!
気を取り直してミニバー。
このペーパーナプキンも、
広げるとエスプレッソマシンの使い方が!
紙を削減するための工夫なんだろうな。
他にも、
コットンや綿棒やシャワーキャップに、それらの他の使い道を記していた。
こんな感じで、エコやリサイクルを感じられる工夫がそこここにされていた。
そして、
リサイクルがコンセプトのひとつだけど、「使い古し」感はない。
むしろオシャレに見せている。
そこが1 Hotelの素敵なところだ。
エコ以外で印象に残るのは、例えばこちら。
これはお部屋の清掃を依頼する時に使う石。表と裏で"NOW"と"NOT NOW"になっている。
清掃を依頼したい時は"NOW"にし、そうでない時は"NOT NOW"の側にして、お部屋の外に置いておくというものだった。
着た後だからちょっとよれてるけどバスローブ。
スウェット素材のバスローブ、初めて着たけど気持ちよかったです。販売されてたら買って帰りたかった!
お部屋にあったウェルカムレターが「なんだかツブツブしてるなー」と思いフロントに尋ねると
「このウェルカムレターには種が入ってて、土に埋めると花が咲くんだよ」との回答。
そして 「これもあげるよ。これも土に埋めると花が咲くんだよ」とくれたのが
トリップアドバイザーのクチコミの書き方のレクチャー…!!
書きたくなる!と思わされました。
ウェルカムレターをウェルカムレターだけで終わらせない工夫。
クチコミのレクチャーの紙だけで終わらせない工夫。
紙ゴミとして捨てられちゃったらそれで終わりだから、それを素敵な方法で防ぐ工夫。
「何か美しいものを成長させることができたらこれを埋めて花を咲かせたいなぁー」と思いつつ、記念にずっと取っておきたい気持ちもあります。
セントラルパークに近くて、エコや自然を感じられる1 Hotel、とってもおすすめです!!
ロビーのエレベーターホールにある釘。
続きます!
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