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ドッジボールに負けても

保育園から帰ってきた息子が、激しく悔しがっている。ドッジボールで遊び、3回戦中2回負けたのだという。同じチームの子の名前も、必死で教えてくれた。母の感想。ただただ、かわいいな~。

きのうの運動会のリレー選手の話。それは全く記憶になっかったのだけど、同じく運動会で演奏する鼓笛隊の「指揮」に立候補したことは覚えていて、希望者女子3人のところ、2人しか受からないというテストのシーンは、とても鮮明だ。そして、それは落ちたのだった。本番で、しぶしぶリコーダーを吹いている自分の姿が思い浮かぶ。苦い記憶の方が残りやすいのか。

Being up協会で学ぶことのまず第一歩に、何ができても、できなくても、あなたはあなただよ、というのがあります。人との比較は避けられないし、比較の中からしか生まれないものもあるので、(最近の教育現場にありがちな)比較をネガティブなものと捉えるのではなく、比較してもいいのでその上で、「自分らしくを伸ばしていこう」、という考え方です。ドッジボールにはやっぱり勝ちたいし、やりたいと思った鼓笛隊の指揮も、できることなら勝ち取りたい。でも例え望むものが手に入らなくても、次に活かせることはたくさんある。親が子どもとどう建設的に関わっていくか、というところを、毎日試しているのだと、今は思う。

非認知能力で挙げられる、「粘り強くがんばる力」、「仲間と協力する力」、「楽しむ力」。息子よ、そのスキル、しっかり磨かれているではないか!(そして、これからの人生、思うようにいかないことは山ほどあるぞよ。)年長児ともなると、こうして言語化して伝えることも有効になるので、関わり方もさらに楽しくなってくるな、と思った出来事でした。

今日もそのままのあなたで。また明日。



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