いままでのこと①セガでゲーム開発編
初めての就職は、ゲーム会社のセガでした。
ドリームキャスト(古っ!知らない方のために…ドリームキャストとは、プレステやファミコンのようなゲーム機の種類です)のゲーム開発チームに。
どんな環境で働いていたかというと、、、
こちら、当時の開発の模様がNHKのドキュメンタリー番組で放映されたものです。
(ちなみに、この映像の14分すぎあたりで、わたし、インタビューに答えています。
モンチッチみたいな髪型で、しっかり仕事してる風に答えている。。。笑)
今となっては当たり前な3DCG。
リアルタイムに動かすCGとしては、当時ものすごく最先端の開発現場でした。
ドリームキャストのゲームソフト「シェンムー」というと、いまでも根強いファンが海外にもいるゲームです。
ワンフロアに100人くらいが一緒に働いている大所帯。
企画、プログラミング、デザインと大まかに3部署に分かれていて、わたしはデザインのなかで10人ほどが所属するオーサリングチームにいました。
主に映画のような3〜5分ほどの映像のカメラワークをつけるおしごと。カット割りを自分で考えて、映像を完成させます。
オーサリングチームには毎週、自分が担当した映像をプレゼンするミーティングがありました。
これが毎週ほんとうにプレッシャーで!
ミーティングにはプロジェクトの偉い方々勢揃いなので、社会人になったばかりのわたしにはなかなかの重圧。
最初は、カメラワークなんてつけたことないから、直属の上司にみてもらいながらの試行錯誤。
初めてカメラ付けしたキャラクター紹介のための映像は、奇抜なカメラワークすぎてびっくりされるという。。。(わたしは真剣。笑)
毎週担当シーンが割り振られて、ミーティングが終わるまではもうドキドキ。
終わってほっとするのも束の間、翌週の担当シーンが割り振られる、という毎日。
でも人は慣れるものですね。
そんな日々も楽しめるようになりました。
セガでの日々は、とにかく毎日が文化祭のよう!
ミーティングは毎週木曜日だったんですが、だいたいその2〜3日前から泊まりで仕事をするのが恒例になっていました。ひどいときは月曜日に出社して、帰るのが木曜の夜という時期もあったなぁ。
泊まりの日にサーバーが落ちて作業ができなくなってしまう日もあったり。そうなると終電もないので、ギター弾く人がいたり、面白映像を撮影してみたり、なんだかんだみんなで遊んでました。
そしてセガに入って3年。
最初の直属の上司がセガを辞めて玩具会社のバンダイに転職していたのですが、「うちに来ない?」と声をかけてくれました。
それが、わたしが映像編集をはじめたきっかけでした。
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