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大崎上島上陸物語の始まり

大崎上島に上陸。トマト農家でボラバイト。
トマト農家の会長と対面。
『や~。や~。君どこから来たんだね?』
『愛媛です。』
『愛媛といっても広いじゃろ。愛媛のどこだね?』
『愛媛の道後温泉です。と言ってもまだ1か月しか住んでいません!それまでは石川県にいました。』
『瀬戸内の方で住まいを探しています。愛媛に仮に住所を置いてあちこち見て回っています。』
そこで会長は、
『君ね。遊び半分で来られたら困るよ。君は定職に就かないつもりなのか?農業もしたことがないんだろう?』
『先日福岡県で田植えをして来ました。その前は高知県のミカン農家でボラバイト』
『あーそうかね。まぁ、遊び半分じゃ困るよ。しっかりやってくれ!』
2018年6月44歳の誕生日をここで迎えた。朝から夕方までひたすらトマトの収穫作業。ビニールハウスの中、中国から来ている労働者との日々。自転車の貸し出しがあったので仕事が終わるとスーパーに買い出しに行き自炊。肉体労働の後のビールやご飯は格別だった。トマト農家のある本郷地区は鳥の楽園だった。時に人恋しくなって石川の友と電話で話した。そんな大崎上島の農的生活の始まりである。
2018年6月中旬


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ほのほの巻/広島県大崎上島
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