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#12 安請け合いをしてしまってやっちまった話

これはコロナ渦でいろいろなご相談をいただいていた頃のお話。

私のマーケティング支援では、通常はクライアント様のご要望をお伺いして個別にお見積もりをさせていただいていますが、一定のページ数以下の小規模なウェブサイトで、事業規模も小さい場合は一通りのサポートを定額でご提供するライトプランをご用意しています。

その時にご相談いただいたうちのある会社様は、数名で事業されており、事業規模は小さかったのですが、ウェブサイトのボリュームはライトプランのページ数には収まらないくらい充実していました。

本来であれば個別にプランニングして御見積させていただくのですが、オーナー様の強いご希望を私が断り切れず「ライトプラン」でご契約いただくことになりました。

ここまでは良かったのですが、かなりのボリュームのあるウェブサイトを確認して、施策を実行するには、やはりそれなりに時間を掛ける必要があり、いただいている費用を少し上回る内容で対応しても、どうしても中途半端でスピード感も遅くなってしまい、クライアント様の満足度も低い結果となってしまいました。


クライアント様にとって「安い」は良い場合が多いことは間違いないのですが、それ以上に提供するサービスレベルを担保できるようにすることが双方の健全な関係性のために必要だと感じた次第でした。

ご契約時に多少高いと感じられても、実際の施策を進めていったときに「おたくで良かった」と言っていただけるようなサービスレベルを目指していくべきだと教えていただけた事案でした。


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福山 雅嗣 / ウェブ活用が得意なマーケター
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