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スアールに入って気がついた「クイズのこと」「自分のこと」
どうも、さくどーです
私がスアールで働き始めたのは2023年5月(ちょうどスアールの時給が上がったころ)だったので、約1年半が経ちました。
私はクイズに最初に触れたのが2014年4月16日(はじめてのクイズ1)なので今年で10年になりますが、別に大会に積極的に出るとか勉強するとかではなかったし、今でもそうではありません。
でもそんな中でクイズマスターをしていて、もしくはスアールの人と触れ合って気づいたことがあります。
特に2024年は多かったかもしれません。
ということで、今年のうちに忘備録として残しておきます。
(いつも「ぼうびろく」が「びぼうろく」かわからなくなります。今回も一か八かでぼうびろくって書いたら変換できました)
クイズのこと
みんな「早押しクイズ」がしたい
クイズってめちゃくちゃ大雑把に分けると「早押しクイズ」と「ボードクイズ」に分かれます。
最初スアールに入った時、2023年はどちらかというとボードクイズも使ったものを多めにやっていました。
ボードクイズというのは早押しと違って解答権が1人というわけではない場合が多いので、初めて来た人でも優勝できる可能性があるので。
ただ、2024年の春くらいかな?なんとなく気が付きました。
「もしかしてみんな、早押しクイズいっぱいしたいんじゃない?」と。
よく考えてみたら、
・はじめて来る人…早押しボタンに触れたことがないので、いっぱい早押ししたい!
・しょっちゅう来てる人…スアールでいっぱい早押しを浴びたい!なんなら強くなりたい!
となるので、みんな早押しをしたいと思ってるはずなんですよね。
なので僕の企画も、1日のうちボードだけを使った企画は1回あるかないかくらいに減っていきました。
ボードがある場合でも早押しと組み合わせる、とか。
こんなところで我を貫いてもしょうがないですからね。
コテンパンにやられることを「よし」とする人がいる
これを書いている今日もガチクイズデーのホールをしていたのですが、自己紹介で
「今日は強い人と押し合って、コテンパンにやられて『すげー』って言って帰りたいと思います」
みたいな人が何人かいました。
え?いいの?
それなりのお金を払って、強い人にやられて帰るでいいの?
と個人的には思うのですが、いいみたいなんですよね。(もちろん社交辞令で言ってるだけでめちゃめちゃ正解する人もいますが)
ガチではない通常回でも、初めて来てあまり押せなかった人が
「今日はすごい人たちを見れたので良かったです」
て言う人がいて。
これは私にはない視点だなと思いました。
はじめてやるスポーツがうまくいかなかったら、いい思い出として残らないよなぁと思うので。
まぁ、でも結果「強くなること」を視野に入れると、やられることも必要な時間なのかもしれませんね。
クイズ中に「笑い」がなくてもいい人がいる
最近ではあまりないですが、QMをしていて「空気がすごく重いなぁ」と思うことも正直ありました。
お笑いが好きな私は
「あれ?これ楽しんでる?」
と不安になるのですが、どうやら話を聞くとそうでもないみたいで。
ただただ朴訥にクイズをひたすらやりたい、なので静かでも別に平気という人が一定数いるんですね。
イベントなんて笑いがあった方がいいだろ!?と思ってる私には目から鱗でした。
テレビクイズはまだまだ根強い人気
テレビ離れが叫ばれ、テレビを見ないことが普通になってきた今日この頃。
2024年は様々なクイズ番組が終了し、「クイズ冬の時代」と言われることに。
一方、YouTubeではクイズノックが登録者200万人を突破。
お客さんの中でもクイズノックファンは多くいらっしゃいます。
しかしそんな中でもスアールの集客にわかりやすく貢献したのはかさいにこでしょう。
「高校生クイズや東大王に出てたあのにこちゃんに会える!」と言って来ているお客さんの多いこと多いこと!
もちろん本人のタレント性もありますが、やはりテレビのマスの力を舐めてはいけないなと思った次第です。
自分のこと
MBTIが「INFJ-T」だった
この前のnoteでも書きましたが、今はやりのMBTI診断をやったところ「INFJ-T」でした。
INFJとは提唱者にあたり、末尾のTはネガティブ思考を意味します(ポジティブはA)
MBTIは16種類に当てはめるわけですが、中には「人間が16種類に分けられるわけないだろ!」という人もいます。
でも私はいろいろ調べていくうちに「これ当たりすぎだろ!」と思うところがいくつもありました。
いろいろな記事があるのですが、特に納得したのは以下のnoteでした。
この中の一部を引用したいと思います。
さてINFJが私からどんな風に見えてるかというと、
世界を救うために本気で頭を悩ませているが、救う対象に自分自身が含まれていない
ってとこですね。
ものすごく無私で禁欲的に見えるんです、INFJの人々は。内心では色々と求めているのかもしれませんが、それを公の場で見せることがまずないので、「欲望どこ行ったの?」となりますね。
見ていて心配になるくらい自己犠牲的な人達です。
あとこれはNiユーザーに共通の特徴なのですが、とてつもなく悲観的な将来を見据えて動いている節があります。まあNiを使って未来を予想すれば、そうなっちゃうのは仕方ないのですが。
だって時間が経てば経つほど肉体は衰えていくし、資源は減っていくし、道具や社会制度は老朽化して使い物にならなくなっていきます。基本的に未来って何も手を打たなければ酷いことになるんですよね。
~中略~
「より良い未来のためにこの身を捧げたい。そのためなら何かを我慢するのも構わない。そもそも自分が何を欲しいのか、何をやりたいのかよくわからないしね」
って感覚で生きてるんじゃないかと思います。
ああ、ほんとに渚カヲルですねこの感じ。
おかげで雑談の内容も独特で、
将来役に立ちそうなこと(Ni)
他人を喜ばせるようなこと(Fe)
雑学の披露(Ti)
がメインになりがちなんですよね。だから会話の内容を思い返してみると、INFJ自身の内面は謎に包まれていることが多いです。
知的で人当たりもいいのに、どんなに仲良くなっても心の底が見えない。まるで霧を掴んでいるかのよう。
ああもう俺。俺過ぎ。
たぶん友達って自分の内面を見せてこそ、という感じなんでしょうけど、なんかできないんですよ。
だから話ができないわけじゃないのに、すごく友達が少ない。
それってなんでだろう?と思ってたんですけど、それを言語化してくれてすごくすっきりしたし、うれしかったですね。
そういうことなのか、と。
例えばスアールで初めてのお客さんがいて、その人が「今日は楽しかったです」と言ってくれた時。
私はその人に「他のクイズマスターもいるので、いろんな人の回に行ってみてくださいね」と言うんです。
だって本当に自分の回が最適だったのかはわからないし、他に最適な人がいたらその人にとって不幸なことだから。
でも普通の人ってここで「また私の回に来てくださいね!」って言うんですよね?
私にはその発想が全くなかった。
救う対象に自分自身が含まれていない、ってこういうことなんでしょうね。
ちなみに人生の経験上、人に心を開くのに約2年かかります。
でも学校でもない限り、そんな長期のつながりってあまりないので困ってます。
そんな僕でも話しやすいなと思う人はいて。
これを読んでいる人の中で分かりやすそうな人はまる芸TV!!のももさんと草彅さん、あとはスアールを辞めるかさいにこです。
で、3人にMBTIを聞いてみると、全員がENFP(広報運動家)でした。
実際MBTI上でも相性がいいらしいので当たっていますね。
ただINFJはESTJ(幹部)とISTP(巨匠)がより相性がいいらしいので、もしこの2つのタイプの人がいたら連絡ください。
いろいろ話しましょう。
生誕祭をやったら、ある程度の人は来てくれる
スアールに入って今日まで、私は2回誕生日を迎えました。
で、去年は「お笑いクイズオムニバス」という芸人問題限定のクイズ大会を開きました。
これを開いた理由としては2つありまして。
1つは「誕生日くらい自分のやりたいクイズ大会を開こう」という考え。
もう1つは「さくどーの生誕祭では、弱い」という考え。
当時客観的に見て、そこまで人気のQMでもなければかわいいホール担当でもないので、客足が伸びないだろうと思ったんですね。
それではスアールに迷惑が掛かってしまうので。
あぁ、悲観的で自己犠牲ですね。
でも今年、ここで働いて1年半になるので、「いま生誕祭をやるとどれくらい来るのだろう?」と気になってやってみました。
100人に聞きましたをやりたい、という人もいたのでそのパワーもあるのでしょうが、どうにか本放送は満員にすることができました。
その節はありがとうございます。
ただチェキが1枚も出なかったので、私は人気キャストではないです。
売り上げに貢献できなくてゴメンね。
私がやっているのは「不条理の笑い」
私はテレビ番組のクイズから入りましたが、そういう人には必ずといっていいほど「理想の司会者」がいます。
福留アナや福沢アナや逸見アナ、芸人では紳助さんや上田さんなどでしょうか?
しかし私は特に目標にしている司会者もおらず、「この人っぽいよなぁ」という人も見当たりません。
でもさすがにこれだけテレビを見ていて、何にも影響されていないのは不自然すぎる…
そう考えていた矢先、こんなポストが私の目に飛び込んできました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735624117-9N7mZUBf1pHGr3CVTAnWLidt.png?width=1200)
https://x.com/daitotetsugen/status/1850698107362885647?s=46&t=h4UzFcOrLULfeoL_cTjwww
「福岡的な笑い」、たしかに何かあるような気がします。
他の福岡出身者だとバイきんぐ小峠さんやバカリズムさんもそうですね。
確かに関西ともちょっと違う感じというか。
そんな話をももさんにしてみたところ、
「まぁ、不条理な笑いを好きな人もいるからね~」
不条理な笑い?
不条理な笑いってなんだ?
わかんなかったのでChatGPTに聞いてみました。
不条理な笑いとは何ですか?3行で説明してください
ChatGPT:
不条理な笑いは、常識や論理に基づかない予測不可能な状況や行動から生まれる笑いです。
意味不明な展開や奇妙な言動が特徴です。
観客はその奇異さや不条理さに面白さを感じることが多いです。
常識に基づかない笑い…そうだったのか…
たしかにまる芸の企画もたまに「なんでそういうことになるんだ?」と言われながらやってたりしました。
シャザイムショックとか。
あれそういうことだったのか。
で、そう考えると「あちらのお客様からクイズ」は不条理の極みなのかもしれません。
(どういうのかわからない人は一度私の回に来てください)
このクイズが一番反響あるもんな。
でもって、かさいにこから「類まれなる英語力クイズ」も引き取ったので、今後はこちらもやっていきます。
2025年は不条理クイズ2本立て!
まとめ
長くなりましたが、わかったことはこのくらいかなぁ
2024年は最後にスアール2024カップの司会を実施し、かさいにこお別れ会の緊急登板もあったりしました。
スアールの中では年齢も上から数えた方が早いですし、テレビみたいな映像問題も作れませんが、2025年もぼちぼち頑張っていきたいと思います。