【学び】続々・語学は繋がる魔法だと思う
おはようございます!
私の住む町では明日雪が降るだろうという予報でした。なんとなくワクワクしちゃいますよね。
昨日が仕事納めだった方も多いのではないでしょうか。1年間お疲れ様でした。
それでは、昨日の続きです。
2日目、いよいよ大田に到着した私たちは町の中でも一際存在感のある大学の敷地に足を踏み入れました。当時通っていた大学の2倍ほどの面積があったかと思います。広くてとても驚きました。
指定された教室に向かうと、7人ほどの現地学生と教授が笑顔で迎え入れてくれました。
中でも一際フレンドリーに接してくれたのが、スノーちゃん、ミンホくん、リーくんの3人でした。
挨拶もそこそこに、早速英語での発表会が始まります。
流暢な英語の発表で、次々にメンバーが出番を終えて行きます。
そして、私の番が回って来ました。全く英語が喋れないとはいえ努力の成果は見せようと、英和辞典を駆使して作成したカンペを声高らかに読み上げます。
ところどころで覚えて来た韓国語を挟み込むとオーディエンスから温かい笑い声が聞こえてきました。
テンションが上がってしまった私、そこでこんな事を口走ります。
「소녀시대 봐주세요(少女時代見てください)」
そうです。当時日韓で大流行していた少女時代のgeeという曲をアカペラで歌い踊り始めたのです。
国際交流会の途中で突然踊り出す陽気な日本人。
いったい僕たちは何を見せられているんだ。
リーくんは口をあんぐり、スノーちゃん大爆笑です。
韓国語を勉強する過程で聴いていたK-POP。いつのまにか覚えていた振り付け。どうしても披露したかったんですね。
少女時代で私たちは一つに繋がった
これを機に現地学生とすっかり打ち解けた私たち。その夜、スノーちゃん、ミンホくん、リーくんに連れられて街に繰り出すことになりました。
街で有名なクラブがあるんだと言われ、私たちは3人に着いて行くことにしました。
まさかの外国で人生初クラブです。
気怠そうに立つガタイの良いお兄さんにパスポートを見せ、いざ入場。
薄暗いフロアの中で照らし出されるステージ。みんな思い思いにリズムに乗っていて楽しそうです。
なにせ片田舎で育った私たち、もちろんクラブに行ったら何を飲むかなんで分かりません。とりあえず瓶ならかっこつくだろうということで、全員片手にZIMAです。
するとなんだか中央のステージが騒がしくなってきました。ZIMAボーイズ&ガールズたちは人混みをかき分け、ステージを見に行くことに。
半裸の若者がサイファーをカマしていた
なんと、4、5人の男女がステージでラップバトルを始めたではありませんか。しかも何故か皆上半身裸。(女性はもちろん下着を付けていましたよ)
何を言っているか全く分からないけど、熱狂する若者。危険な雰囲気がして参りました。
バトルが終わる度に監修から野次が飛び、そこはもう大田ウエストゲートパーク。
段々と恐怖を感じてしまった私たちは、そそくさとそのクラブを抜け出し、クラブデビューはお開きとなりました。
後から聞くと、スノーちゃんたちもクラブには行ったことが無かったそうなのです。日本から来た私たちを楽しませようと思って誘ってくれたとのことでした。
その後は、一緒にスイーツを食べに行ったりプリクラを撮ったりと平和に楽しく遊び、私たちの初韓国旅は幕を下ろしました。
この旅をきっかけに、私は語学の楽しさに目覚め、韓国語の学習に始まり、海外の情勢にも関心を向けることとなりました。
ということで、今日は少し長めのお話でした。
また明日お会いしましょう。