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【お仕事】誰も足を止めてくれない

おはようございます!
来週からより寒さが増すそうですね。皆様ご自愛くださいませ。

前回の続きです


ついに接客デビューの日

そんなこんなで全国各地での実地研修を終えた私は、ついに先輩のヘルプ無しの接客デビューの日を迎えます。
場所は大きな百貨店。
お客様に似合うコスメをその場でタッチアップしてご案内するイベントでした。
イベントと言ってもただ立っているだけでお客様が来てくれる訳ではありません。こちらからのお声掛けをして興味を持って頂くことが重要なんですね。

大勢の人が行き交う場所でいざお声掛け!…とはいきませんでした。

なぜなら私はとんでもない人見知りだったから

今までごくごく平凡な会社員として生きてきた私にそんな強心臓を持ち合わせているわけもなく、もじもじしながら時間は過ぎるばかり。
しかし、隣を見てみると新入社員の後輩ちゃんがガシガシ声を掛けているではありませんか!
人生の先輩として、俺の背中を見てろマインドで臨んだはずなのに、背中を見せるどころか後輩ちゃんに追い抜かれ、その背中すらもう見えません…。もう、家に帰りたい。

とにかく自信が無かった

とはいえ声を掛けなければ何も始まりません。つい先程崩れ落ちた自尊心を慌ててかき集めて、イベントのお誘いをしてみます。

しかし、声を掛けども掛けども足を止めてくれる人はおらず、涙腺は崩壊寸前。
今考えると分かるんですが、当時の私は自信を持って現場に立てていなかったんですね。自信が無いからこそ、それが相手に伝わってしまう。
向こうからしても、楽しくショッピングに来ているのに、突然挙動不審の知らない人から話仕掛けられたら怖くなりますよ。それは。

その日は結局、思ったような仕事ができず非常に落ち込んでしまったのですが、この日を境に私の新たな社会人ライフは幕を開ける事となったのです。


とまあ、3回に渡って自己紹介コラムを書いてきました。読んでくださってありがとうございます😊


また、明日お会いしましょう

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