算数・数学を学ぶ意味
先週、小学校3年生のいとこから、塾の体験で習った小4レベルの算数を解説してほしいと言われ、教えました。私は、特に高校や大学(院)でも数学が得意でしたし、今もバリバリの理系職なので、今学んでいる算数が将来どのように役立つかも教えるつもりで引き受けました。
小4レベルの算数がどのような内容だったかを予習しておき、いざ問題を見せてもらうと、、、
なんと、消去算という名の連立方程式でした。
連立方程式といえば、中学校レベルの内容です。
さあ、いざ消去算(連立方程式)が将来どのように役立つかを教えようとするわけですが、その日私が予習していたのは、小4レベルの算数がこれからどう役に立つかだったわけです。
中学校で学習する連立方程式の問題といえば、例えば、
みかん3ことりんご2こで240円、みかん2ことりんご3こで260円のとき、みかんとりんごはそれぞれいくらですか。
といった具合で出題されますが、実際、みかんとりんごの1こあたりの値段を計算することについて、実用性は感じないでしょう。
結局、その時間は、連立方程式の実用性がどういったところにあるのか考えられなかったため、説明できずに終わってしまいました。
私のいとこはそうではないですが、子供の中には、勉強する意味がわからないことを理由に勉強嫌いになってしまう子もいるはずです。実際、自分が子供時代、そういったことを理由に勉強していなかった友人を見てきたこともあります。
私がいとこに連立方程式の実用性を説明できなかったことや勉強嫌いになってしまう子がいる現実は、結局、自分にとってどんなメリットがあるのかを実感できない、あるいは、教えられなかったまま育ってきたことが原因です。
少なくとも、いとこ世代には算数や数学を学ぶ意味・実用性を教えられるようにと、そのあと本を読んで勉強しました。
連立方程式を学ぶ意味はあるとは確信してはいましたので、そういう所で活用されていたのか!であったり、それならば、こういうところにも応用ができそうだ!ということにも思い至ったりして、数学活用の勉強は非常に楽しかったです。
今後、私の記事で、小中高の理系科目に特化して、理系科目の〇〇を勉強する意味について書いていけたらと思います。
もし、数学の連立方程式、など勉強する意味がわからない、勉強する必要性を感じない、あるいは、子供に勉強する内容の実用性について教えたいが、自分もよくわかっていなくて教えられない、などありましたら、私のTwitterのDM等から教えていただければ、記事にまとめます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
サポートありがとうございます✨ドラえもんをつくっているだいきです!あなたの家にドラえもんを届けたい🐱いただいたサポートはドラえもん開発のため、書籍の購入資金とさせていただきます!まずは、ドラえもんの本質を考え抜きます。