メタバースで芸術鑑賞をしたとき、ドラえもんなら何を感じるか?
メタバース展示会を体験しました
本日、メタバース空間において絵画鑑賞を行いました。
私自身、これまで、本格的な絵画の鑑賞経験はほとんどありません。
そして、実はロボット・ドラえもんの実現を目指している私ですが、
「メタバース」の言葉や概念はなんとなく知っているものの、実際に利用したことはありませんでした。
今回、当noteの読者でもあり、アーティストとしても活動している方からメタバース展示会「M.A.D.S」を紹介されたので、鑑賞してきました。
早速、メタバース展示会のためWeb版「Spatial」にログインし、アバターを簡単に作って、鑑賞してきました。
メタバース展示会を通して、何を感じるか?
本格的な絵画鑑賞経験がほぼない私が、メタバースというデジタル空間で
芸術鑑賞をした時、何を感じたのか?
考えをまとめていきます。
メタバース展示会で体験したこと
メタバース体験から感じたこと
早速、メタバースの展示会場に入場しました。すると、自分のアバターが、ある部屋に立っています。
その中央にあると思われる部屋からは、各4つの展示会場につながっているようです。
私は、先に紹介したアーティストの絵をメインの鑑賞目的に入場したのですが、まず、どの部屋へ向かえばその絵があるのかわかりません。
検索によって、目的の絵画にワープできるわけでもなさそうです。
そこで、不慣れな操縦操作でアバターを動かし、絵が飾ってある部屋を探し出し、結局、実際の博物館のように目的の絵画を歩いて探すことにしました。
検索すれば、AIが導き出した答えにすぐたどり着けるこの時代ですが、自分でデジタル空間を歩き回って、目的の絵を探し出す行為は、人間的なようで機械的でもあり、逆に、機械的なようで人間的と感じる不思議な体験をしました。
目的の絵を探すのに歩き回っている間でも少しワクワク感がありましたが、目的のアーティストの絵画を実際に見つけたときは、ようやく見つけたと、嬉しい気持ちになる体験をしました。
絵画鑑賞から感じたこと
目的のアーティストの絵画を探しているとき、どれがその方の作品かわからないため、様々なアーティストの絵画を鑑賞しました。
正直、本格的な絵画を見てもよくわからず、「何か意図があるのだろう」とは予想できますが、「どんな意図でその作品が描かれているのか」は、ほぼどの作品からも読み取れませんでした。
絵画にはタイトルがありますが、それと照らし合わせてみても、正直なところやっぱり絵画に込められた意図はわかりませんでした。
メタバース展示会を通して、何を感じたか?
メタバース展示会は、人間が描いた絵画を鑑賞するという人間的行為と、メタバースというデジタル空間を歩き回るという機械的行為の組み合わせだと感じました。
一方、人間が描いた絵画を鑑賞する人間的行為からは、人間である自分が絵画に込めた作者の意図を感じられず、作者の意図を汲み取るという意味で、自分の人間らしさを発揮できませんでした。
反対に、メタバースというデジタル空間を歩き回る機械的行為を体験して、絵画鑑賞よりむしろ、メタバースでの経験に人間らしさを感じたのが本日の感想です。
「機械が人間で、人間が機械?」
本日の体験から感じた所見はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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