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「何はともあれリキッドがオススメな理由」ファンデーションの種類
ファンデーションというと「お母さんがパタパタするのを使っているのを見たことあるよ」と言う方が多いです。これはファンデーションの中でもパウダーファンデーションタイプです。
ところが、ファンデーションの代名詞とも言えるパウダーファンデーションタイプが合う人ってホントに少なくて、かなり若くて肌が綺麗な女性しか該当しないんじゃないかなと思っています。あとはメイク直し用。
では、どのようなファンデーションのタイプがあるのでしょうか?
パウダーファンデーション
上述の通りパウダー(粉)のタイプです。
粉のタイプは薄づきでマスクにもつきにくいためコロナ下で見直されています。
昔は粉っぽく仕上がる、マット仕上げと言う感じでしたが、今はツヤが出たり、粉っぽさもないものが多くバリエーションも豊かですね。
アルビオンやestが優秀な印象です。確かアルビオンのファンデはパウダー以外のどっちとも言えないような面白い形状のものも多いのですが、実際原価率が高くかなりコストのかかっているアイテムだそうです。
リキッドファンデーション
私がメインに推しているのがこのリキッドファンデーションです。液体のものですが、一重に液体と言ってもいろんなタイプがあります。
水っぽい、使う前に振る二層式のタイプはうすづきでナチュラルです。例えばRMKのリクイドファンデーションやシャネルのレ ベージュ オー ドゥ タンなんかはとても薄いので劇的な変化はありません。
この手のタイプはだいたい薄くつくほかに、ツヤがでる、素肌感が出るといったメリットがあります。デメリットとしては素肌から余り変化がないことです。
反対に液体でもドロッとしたものはカバー力に長けることが多いです。代表的なものはエスティローダーのダブルウェア、MACのスタジオフィックス フルイド、ゲランのレソンシエルです。
長時間持つ(ロングキープ、ロングラスティング)、マット仕上げと言うものはこの手のタイプになることが多いです。
実際には「ドロッ」か「しゃばしゃば」かの二択ではなくその中間だったり、5段階ぐらいの感覚から選ぶイメージです。また、昔と比べてカバー力があるのにツヤもある程度あるとかそういうものもでてきています。
汎用性が高くバリエーションも多い、様々な年齢、様々な肌に対応できるためリキッドファンデーションを数種類、数色ずつ持っていくのが基本になっています。
クリームファンデーション(ジェルファンデーション)
リキッドファンデーションが濃くなると液体ではなくクリーム、ジェル状になっていきます。
多くがエイジングケアを兼ね備えています。つまり、40,50代以上向けとしているブランドが多いです。美容成分がたくさん入っていて、カバー力もあって、若干白目のトーン…のような感じです。
またツヤ寄りはマット仕上げになるものが多いのですが、中にはクレドポーボーテのル・フォンドゥ・タンのようにツヤがでてナチュラルなクリームタイプっぽくないクリームファンデーションもあります。
デメリットとしてクリームファンデーション全般として美容成分が入っている、高年齢向けということで価格が高価になります。
固形のファンデーション(ソリッドファンデーション)
舞台メイクや演劇などで用いられるものです。舞台や演劇は遠くから見ても判別できないといけないのでとても濃い仕上がりになります。反対に言えば細かいところ(1,2cmしみがあったりメイクがずれていても)気になりません。
有名なのは三善のスティックファンデーションです。
固形のファンデーションはとてもカバー力があり持ちもよいのですが、固いので均一に伸ばすのが難しい、メイク落としが大変、肌への負担が大きいとメリット・デメリットがはっきりしています。
昔(数10年前)は女装する人はソリッド型と言う人も多くて今でも50代以上の女装さんや女装サロンはこのタイプを愛用していることもあります。
クッションファンデーション
肌色の朱肉のようなスポンジにファンデーションが溶け込んでいてそれを専用のスポンジでたたいて仕上げるものです。
スポンジに溶け込んでいるということはその分薄くてツヤの出るものが多いので重ね付けしても濃くなりにくいです。ということでカバー力を高めたものが別で出ていることも多いです。
ミシャが代表格ですが今ではいろんなブランドが作っております。
韓国発祥で大手ブランドでもほとんどが韓国製です。つまり、OEMしていると思われます。
下地やパウダーがいらないとかいうものもありますが、だいたいはそのままだと落ちやすいのでやったほうがいいです。
価格が良心的なメーカーが多いのですがなくなるスピードも圧倒的に速いので結果的にコスパが良いかは人によるといったところでしょうか。
その他のファンデーション
これ以外にも水化粧、エアブラシなど特殊なものがありますが日常の範疇で使うのは面倒なためここでは割愛しています。ただ、使いこなすととても薄くて綺麗な仕上がりが実現できます。
まとめ
私がメイクレッスンで使うのはほとんどがリキッドタイプと言われるものです。メイクで全てのアイテムを持っていくことはできないので汎用性が良いものを選んでいるためです。
大事なことは何タイプかじゃなくて
・色があっているか
・ツヤかマットかその間(ハーフマット、セミマット)か
・ハイカバーかうすづきか
・長持ち重視かうるおい重視か
で選びます。
ただ、肌が綺麗だからうすづき、肌があまりきれいじゃないからハイカバーというわけでもありません。肌が綺麗でもカバー力のあるものを少量叩き込むとかいろいろやり方があります。