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髭隠し完全マニュアル2021(ステップ2)
髭隠しステップ2「パウダー」です。
まずはおさらい、髭を隠すメイクの順番です。
ベースメイク工程の中で下地の後に行います。
下地
↓
ステップ1:オレンジ色で髭を隠す
↓
「ステップ2:パウダーで固定する」
↓
ファンデーション
↓
以下続く
今回は「ステップ2:パウダーで固定する」です。
パウダーとは?
基本的にメイクは液体や粘土状のものを使う場合、フェイスパウダー等を上からのせてあげることで密着度があがり落ちにくくなります。固定してあげる必要があるのですね。
髭を隠した後にリキッドファンデーションを塗ります。
ところが、多くの人はファンデーションを伸ばしているつもりが先に塗った「髭を隠した場所」を力任せにとってしまっていることがあります。
自分では優しく塗っているつもりかもしれません。でも、力が「エイヤッ!」ってかかっている。
そこで少しでも取れにくくする必要があります。パウダーの出番です。
どんなパウダーを使うの?
ここで使うパウダーは「フェイスパウダー」と呼ばれるものか「ハイライト」と呼ばれるパウダーを使います。
その1:フェイスパウダー
フェイスパウダーにはいくつかの種類があります。
その中で「皮脂崩れ」「テカリを防止する」さらさらとしたタイプがオススメです。触った時に片栗粉のような感触のものが該当です。
代表的な商品はイニスフリーのノーセバム ミネラルパウダー、チャコットのフィニッシングパウダーマット(クリア)、キャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダーなどです。
フェイスパウダーには固形のプレストパウダー、粉状のルースパウダーがありますがどちらでも良いです。
その2:ハイライト
オレンジ色で髭を隠す場合、とりわけ三善や資生堂のパーフェクトカバーファンデーションは肌の色がオレンジ、茶色になってしまいます。
結果、他のところはファンデーションで白いのに髭の部分だけ茶色いとかそういうことになりかねません。またその逆もありえます。肌の方が茶色く隠した場所が白いという現象です。
そこでハイライトで「肌の色の調整」を行おうというものです。
また、カバー力のある化粧品は「マット」といって艶消しの質感です。ところがファンデーションはナチュラルで「ツヤ」肌が好きと言う場合があります。そうすると口周りだけ「ツヤがなくてマット」「厚塗り」に見えてしまう場合があります。
そこでハイライトで「ツヤを出そう」という意図もあります。
フェイスパウダーではありませんが、ハイライトも「粉」ですから一部の化粧品は成分に似た部分があります。
例はセザンヌのパールグロウハイライトです。シリカ、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、トリエチルヘキサノインなどが入っていてこれらはフェイスパウダーにも含まれることの多い成分です。つまり、固定するという部分でも見込めるし、色、質感も変えて調整もできる1人3役なわけです。
難しいですよね…。三行でまとめます。
・髭を隠したところが浮かないようにしたい
・ハイライトを用意する
・「色」「質感」「固定」をハイライトで調整してあげる
です。なので人によってファンデーションや肌の色が違うので用意するべきハイライトも違う、ことになります。
このやり方はゆりこさんが2020年1月に@cosmeで公開した(ハイライターを使うと、コンシーラ無しでもここまで出来る!)をもとにしています。本人に許諾をいただきアレンジしながら使っています。彼女の記事全てはここから読めます、オススメです。
最後に
この手順は省いてしまうことも多いのですが、夏に外出する場合は必須の作業だと思っています。アイメイクが崩れても仕方ないかもしれませんが「髭が出たら目も当てられない…」と思うからです。
また、物理的に伸びてしまった髭は効きません。
メイクとして言うのも何ですが(私生活が許すならば)脱毛をしたほうが良いのは間違いがなく、脱毛は毛が無くなるのに時間もかかるのでその間の策としてこうした技を一時的に拝借するのがいいと思います。