みんな自分の唇の大きさをまだ知らない
口紅、ティント、グロス…多様なアイテムがそろうリップメイクは時代を問わずメイクの主流でした。
現在はリップは何もつけなくなったという人も多いと思いますが、だからこそ1から見直すチャンスなのがリップメイクです
リップメイクはだるまの目のようなもの
ある程度年齢がいくとメイクをして最後の仕上げにリップメイクをしないと「何か顔色が悪い」「何か完成しない」イメージを持つようになります。
リップは「達磨の目」であり、リップメイクがないと「画竜点睛を欠く」印象です。
あの日見た自分の唇の大きさをあなたはまだ知らない
リップメイクでほとんどの人はメイク初級者のうちはくちびるの形通りに塗ることができません。
今は「ラフ」に塗るのが流行っているのでくちびるの形通り塗れないことはそんなに問題ではありません。
問題は小さいことです。だいたいが自分の唇の半分から2/3の大きさに仕上げてしまうんですね。
黒い線の箇所しか塗らない人が多い。
自分では見えない唇の下の方
唇を横から見てみましょう。
唇は意外と広いです。大きいです。
赤い矢印で示した点は真正面からだと見えづらく塗っているかわかりにくい点です。
ここはいろんな表情をして確認してみましょう。
なんで小さい唇だとだめなの?
ダメではありません。芸能人で言えば石原さとみさんは下唇を少し小さめに書いていることが多いように思えます。これは意図したケースです。
問題は自分がそう思わずに小さく塗ってしまうことです。塗っていない部分の余白が増える=人中が長くなる、顎が長くなるということです。
実際の例を見てみましょう。
右と左でどちらが余白が少ないですか?
右の方が余白が少なく、左の方が余白が多いと思います。
元々、人中や顎が短い人ならば良いのですが、(顎や人中が)気になるのに小さく書いてしまうと逆効果になります。
そして中顔面に続いて下顔面、とりわけ人中や顎は短く見せたい人が多いのです。