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「縁の下のすごいやつ」下地7種類を知ろう
ベースメイクの工程は
メイクアップベース(化粧下地)
↓
(コントロールカラー)
↓
ファンデーション
↓
コンシーラー
↓
フェイスパウダー
(パウダーファンデーションの場合を除き)上記の順番が基本となります。
今回はメイクアップベース(化粧下地)を紹介します。
メイクアップベースを塗るのをさぼらないで
ところが、メイクアップベース(化粧下地)をさぼる人が多いのです。
聞いてみると「ファンデーションと似ているが効果が弱い」「塗っても可愛くなるわけではない」「面倒」というのです。
ところが、下地は建築土台のようなものです。
土台がしっかりしていなければ?
「メイクが崩れやすくなります」
「仕上がりがちょっと落ちます」
ネイルでもカラーを塗る前にベースコートを塗りますよね。あれもさぼる人が多いのですが、そのひと手間がとっても大事なんです。
下地の種類
ところが「メイクアップベース」と一言で言っても様々なタイプがあります。
ここではいくつかの種類を紹介します。
1.毛穴を隠す
気になる部分の毛穴に入れ込むことによって凸凹がフラットになります。
「スムース」、「フラット」のような凸凹を隠す感がある名称、「ポア」といった毛穴を意味する単語、「ブラー」と言ったぼかす意味合いがある場合はこのタイプであることが多いです。
多くの人が部分的に気になる場所にのみ使います。
例)キャンメイク ポアレスエアリーベース
例)イヴサンローラン ラディアントタッチ ブラープライマー
などです。それぞれ色や隠れ具合が違います。
2.皮脂くずれ、テカリを防止する
メイクは時間経過とともに崩れます。特に鼻やおでこなどがてかってきます。
有名なのはプリマヴィスタの皮脂崩れ防止下地です。
多くが「ロングキープ」、「ロングラスティング」、「長もち」、「皮脂崩れ防止」など長く持つような意味合いの言葉が入っています。
皮脂崩れを防止するということはでてきた皮脂をカプセルで包んだりするのですが、裏を返せば皮脂の足りない乾燥肌の人に使うとより乾燥が加速してしまいます。
また、多くは夏向けで日焼け止め成分が強めに入っています。
3.保湿する
反対に乾燥肌の人や冬の間におすすめなのがしっとりしたタイプのメイクアップベースです。
「モイスチャー」、「しっとり」といったなんか保湿してくれそうな意味合いの言葉が書いてあれば該当です。
有名なのはポール & ジョー モイスチュアライジング ファンデーション プライマー Sです。
基本的には油分が多いので脂性肌の人には余り向きません。
日焼け止め効果は強くなく、艶肌になるものが多いです。
4.乳液タイプ
化粧下地の中にはスキンケアの乳液に近いメイクアップベースもあります。保湿をしてくれますが、良くも悪くも目に見える補正効果は何もありません。つまり、次に塗るファンデーションに悪い影響を与えないのですね。
例えば、アディクションのプライマーアディクションです。
場合によっては乳液・化粧下地になっている場合もあります。あまり名称で区別がつきずらいのですが、「なんも特別な名前がついていない」場合にこのタイプであることがあります。
指原莉乃さんがローラメルシエのこのタイプを愛用していてその理由は「良い意味で何もない」というものでした。
5.日焼け止め
日焼け止めとセットになっている下地があります。日焼け止め乳液・化粧下地とかになっていて補正効果は緩やかなものが多いです。
または守るを意味する「プロテクティング」といった名称になっています。
有名なのはロラッシュポゼのUVイデア XL プロテクショントーンアップです。
田中みな実さんが使ったことで爆発的に人気がでたアイテムです。
6.ツヤを出す
下地の中で特にツヤを出すことに特化したものがあります。全面に塗るとテカリになってしまうので、混ぜて使ったり、部分的にツヤを出すために使う場合も多いです。
「イルミネーティング」、「オーラ」、「ツヤ」、「グロウ」とか光ってそうな名前がついていれば多くがそれです。
有名なのはトムフォード イルミネイティングプライマーです。
ただし、ツヤといっても脂っぽいタイプ、パールタイプ、きらきらするタイプなどがあります。
脂っぽいタイプだと「水光肌(ムルグァンピブ)」と言う単語のある韓国コスメが強くて、エチュードハウスのニンフオーラボリューマーがあります。
パール感の強いものだとポール&ジョーのラトゥーエクラ ファンデーションプライマーが該当です。
昔あったソニアリキエルのラトゥーエクラペルフェクションを引き継いだ品で10年以上ずーーっと名品と言われています。
7.マット
艶と反対にマットに仕上がるタイプがあります。艶消しですね。
キス マットシフォン UVホワイトニングベースNが有名です。
ここまでが代表的なメイクアップベースの種類7つです。
化粧下地はこのようにバリエーションに飛んでいます。
なので仕事では普段5,6種類以上持ち歩いています。さらに問題となるのは「色の要素が加わる」「多くの商品には複数の効果が入っている」という点です。「色の要素」はまた紹介します。