【ゲームレビュー36】「スターフォース」と名人たち
久しぶりの投稿になってしまった。今後は不定期になってしまうかもしれないが、時間とやる気があるときに、そっと投稿していきたいと思っています。今後ともしくよろです。今回は、縦スクロールシューティング「スターフォース」について書いていく。
■ゲームとの出会い
確か友達にもらったと思う。もらった時から箱はもちろん、カセットのケースすらなく、中身がむき出しの状態だった。こんなんでできるのかなと思いながら、スイッチを入れたのを覚えている。
尚、1984年にアーケード版がテーカンから発売され、それをハドソンがファミコンに移植した。テーカンはその後、テクモになり、現在は光栄と合併して、コーエーテクモゲームスになっている。
■ゲーム内容
ガチガチの縦スクロールシューティングゲーム。空中、地上関係なくショットで破壊できることがうれしかった。
■パワーアップ
カルデロンを破壊し、出現したパーサーと合体するとパワーアップする。ショットの速度があがり、ボタンを押しっぱなしでも連射が可能になる。また、パワーアップしている間は音楽が変わり、パワーアップした優越感を後押ししてくれる。因みにこのパワーアップした際の音楽は、かなり単調なメロディだったため、小学校の音楽の時間に、メロディオンでひたすら弾いていた。更に余談になるが、メロディオンって最近聞かなくなり、みんなピアニカって言っているなと思っていたのだが、調べてみたらそれぞれ商品名らしく、ヤマハから発売されているのがピアニカで、スズキから発売されているのがメロディオンとのこと。どちらも品名としては鍵盤ハーモニカ。
■合体浮遊要塞「ラリオス」
たまにでてくる中ボス。出現前にはBGMが変わり、まず前方にコアが現れる。その後、画面上で静止後に一瞬光り、前後左右からパーツが飛来して核に合体、さらに斜め四方からのパーツも合体し、ラリオス完成体となる。
ラリオスはショットを8発撃つことで破壊できる。合体後の完成体を破壊した場合は1,000点しか獲得できないが、核が光ってから合体を完了するまでに、核に8発撃ち込んで破壊すると50,000点のボーナスが入る。
ただ、コアが光る前にショットを撃ってしまうと、撃った数だけラリオスの耐久力が増す。例えば光る前に4発撃った場合、破壊には12発必要になる。
慣れないうちは、焦って光る前に撃ってしまい、全然ボーナスを獲得することはできなかった。
■ジムダ・ステギ
地上物「ジムダ」が画面中央で2列、延々と長く連なって登場する場所を「ジムダ・ステギ」と呼んでいた。ジムダ・ステギのどちらか片方の列を15個連続で破壊すると80,000点のボーナスが得られる。懐かしい~。
■スーパーソニック
あられのように上から高速で降ってくる。避けるのが超大変。
■高橋名人と毛利名人
当時一世を風靡したライバル。高橋名人が1秒間に16連打できるのに対して、毛利名人は14連打と言われていたが、毛利名人の方が命中率が高く、互角の戦いを繰り広げていたらしい。このゲームの全国キャラバンから火が付いた。また後に「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」というタイトルの映画が作成され、「スターソルジャー」で対決した。映画の中で対決前の特訓シーンで、高橋名人は人差し指の連打でスイカを破壊していた。
その当時の男子は大抵、連打の練習をしており、10連打くらいの技術を習得している人は多いと思う。連打の数を測る機械も発売されていた。
■まとめ
朝の情報番組に高橋名人が出演して、ラリオスの倒し方を実演していたのを覚えている。今でもたまにスキンヘッド姿の名人をテレビで見かけると、昔を思いだし懐かしいさを感じずにはいられない。そうだ、確かバンダイにも橋本名人て呼ばれている人がいたような。何の名人だったのだろうか。「オバケのQ太郎 ワンワンパニック」が超絶うまかったとか。