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メルカリの初めての売上は500円也

こんにちは。
欲しい物があると、がまんができない。
クローゼットを開くと、「こんなの買ったっけ?」なんて洋服がゴロゴロ。
引き出しを開けると、遣わない化粧品がゴロゴロ。
元来、マメな性格ではないので、フリーマーケットに出店するのもめんどうだし、オークションはハードルが高い。
けっきょく、放置したまま、家の中散乱するばかり。

メルカリって何を売っているの?

「終活」なんていう言葉も意識するようになるお年頃^^;
ここは思い切って、断捨離!
以前から気になっていた「メルカリ」を覗いてみた。

転売をしている人もいるという話を聞いていたが、多くは袖を通した洋服や靴、読み終わった本、使いかけの化粧品、ショップ袋なんていうのもある。
本当にこんなものが売れるのか? 

メルカリに読み終えた本を出してみた

登録だけは前にしてあったので、あまり着ていなくて傷んでいない洋服や読み終わった本を部屋に並べて、スマホで写真を撮る。

初めての出品だから、当たり障りのない本から出品しようと、写真をアップロード。おどろくことに本の候補がずらっ。該当の本を選ぶと、商品名とカテゴリ、簡単な説明も書かれている。メルカリさん、スゴすぎる。
そこに「1度しか読んでいないですよ」と追記。

商品の状態は「未使用に近い」。配送料は商品に含む。配送方法は、近くのローソンから送れる「ゆうゆうメルカリ便」。この配送法は、売る人と買う人が匿名でやりとりができる優れもの。A4サイズで厚さが3cm以内なら全国一律175円。
配送料は売上から引かれるので出品者は何もしなくていい。

問題は値付け

そして問題の値付け。まったくわからないので、自分だったらという感覚で、定価1,200円の本を750円に。そこから手数料75円と配送料175円がひかれた500円が売上になるというわけ。

というところまで入力して、エイッと「出品する」ボタンを押した。

そこから1時間もしないうちに、「●●さんが購入しました。内容を確認の上、発送をお願いします」というメッセージ。アプリを見ると、確かに出品した本の写真に「SOLD」の文字。その時点で購入者の支払いは済んでいるらしい。

こんなに簡単に売れていいの?

発送は簡単だけど面倒

そこから、発送の準備。
100円ショップで買った中にプチプチの付いた封筒に入れる。アプリ上でバーコードを表示したら、ローソンのロッピに読み込ませて、伝票を出力。店員さんの目の前で商品に伝票を貼ってやれやれ。と思ったら、「発送の連絡をしてください」とまたメッセージ。

次から次へとやらなくてはいけないことを指示してくれるのは、初めての私にはありがたい。

買ってくれた人に商品が届いて、その人が売り手である私を評価、売り手の私が購入者を評価、「ありがとう」コメントをして、取引は終了。初めての売上は500円也。

お金だけじゃない副産物

それで終わりかと思っていたら、「ありがとう」コメントで、「初めてのメルカリでした」と書いた私に、「もうしばらくコメントのやりとりができるはずなので、メルカリについてわからないことがあったら聞いてください」というやさしい返信をいただく。

そっか、メルカリはフリマアプリだけど、商品を通じてこういうコミュニケーションがとれるから人気なんだ。と納得。

22戦15勝!?

ということで、この2週間。本やら洋服やら靴やら22品を出品。15の取引が終了といったところ。気付いたら、FBやインスタよりもメルカリを開く回数が増えているのに気付いた。マンマとメルカリさんの策略にはまっているわたし^^;
買った金額を考えたら、決して儲かったと胸を張ってはいえないけれど、それでも、自分の読んだ本、着た服を通じて、会ったことのない誰かとやりとりするのはなんだかワクワクする。ランチができるくらいのお小遣いも手にできたし。

まだまだ荷物が散乱する部屋を「メルカリに出せるかしら?」と見渡している。それを横目に夫がひと言。「本末転倒にならないようにね」


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