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孤独を楽しんでいる?

昨日に続いて、またまた齋藤孝先生の本です。
昨日は小4娘用に買った本、こちらは自分用に買った本。

いま、私が孤独感に打ちひしがれているわけでもなんでもないですが、タイトルが気になったので読んでみました。

『孤独を生きる』
齋藤孝
PHP研究所

「孤独」と「孤独感」は違う

いまみんなが不安を感じているのは「孤独」な状況そのものではなく、「孤独感」である。
「孤独感」は気分だから、実体はなく、何となく不安になっているだけ。

・親友がいなくてもよい
・仲間がいなくても良い
・交友関係は淡く浅い交わりで良い
・偉大な先人たちは孤独の中で課題に打ち込み、事を為している

自らの意思で単独者として生きる
「孤独」という言葉がネガティブな印象を受けるので、「単独者」と言い換えてみてはどうか。

私はどういうタイプなのかな?なんて、考えながら読んでおりました。
友達が多そうに見られがちですが、友達は多くありません。

子供の頃から、友達と遊ぶのも大好きだけど、一人きりの時間もそれと同じくらいに大事という意識があったように思います。
(みんなそうなのかもしれないけれど)
一人で黙々と鉄棒の練習したり、木登りしたり、絵を描いたり、手芸したり。

学生の頃、教室を移動するときやお手洗いに行く時、女子は友達と一緒に行く人が多かったように思うけれど、私は一人で移動するタイプ。
割と孤独を愛しているタイプなのかもしれません。

でもそれは、本質的に「孤独」って思っていないから一人を楽しめているということなのかもしれませんね。

この間、若いお友達が「彼氏と別れたんです。一人で寂しい!」と嘆いていました。けれど、私含め、子育て中の世のお母さん方からすれば、お一人様時間ほど贅沢なものはないのですよね。
ですから、若いうちは、寂しさを感じつつも、その寂しさを凌駕するような楽しみや喜びを見つけて、彼氏に依存せずに、自分時間を楽しめる人になって欲しいなって思います。
そういうスキルを身につけておくと、いろんなことがあっても、自分のことを割とフラットな状態に保っておけるようになると思うから。


ある日突然着物をきるようになり、着物友達は一人もいなくて、着付け教室にも通わず、1匹狼で着物をきて喜んでいた18年前の私。
考えてみたら、孤独そのものでしたね(笑)

おかげさまで今は、素敵な着物友達に恵まれて、愛しい生徒さん達や、仕事・活動を通じて知り合った方たち、ブログやSNS等で淡く優しく繋がってくださっている方もたくさんいてくれて、私の着物時間は孤独とは無縁になっているような気も致しますけれど、それでもやっぱり「一人で楽しんでいる」というスタンスには何も変わりがないように思います。

もっぱら、近ごろは読書も楽しくて。
昨夜、娘がパパと野球を観に出かけている隙に、手帳と本を持ってすかさずスタバへ。
夏休み中、こんな時間がもてるのは最初で最後かも。

着物のInstagramアカウントを更新せずに、ほとんどフォロワーがいないこの読書アカウントでひとりポソポソとアウトプットしているのですから、ここでもやっぱり孤独を楽しんでいると言えるのかもしれません(笑)

読書が好きな人は、みんな一人時間が大好きな人だと思うのですけれどね。

あなたは、一人の時間に、何を楽しんでいますか?

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