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妊活日記―正しいということ
2023/7/10(月):夫婦の妊活日記㊲
※この記事は私たち夫婦の妊娠・流産・不妊治療について書いたものです。私たち夫婦は今も高度生殖医療での不妊治療をがんばっています。
いつかこのページが妊婦・子育て日記に成長していけたら嬉しいな…と思っています。
夫婦の話し合いをきっかけに私たち夫婦の関係性は少し発展した実感を持てるようになったころ、私は別の用で姉と電話で話すことがありました。
きっかけは違うものでも、姉とのおしゃべりの話題はいつも私の「妊活について」。
その日も話題は妊活になりました。
私たち夫婦の決定を伝えると、姉は何だか納得していないような反応でした。
私が病院に行かずに自分たちでできる不妊治療をしようとしていることに
「妹が病院に行かない決断をしたなんて、夫の言い分に我慢しているに決まっている。ケンカが嫌で話し合いができていない。向き合えていない」
…姉の言動は、そんな考えが見て取れるようなものでした。
それまでも直接会うと我が子の相手をしながら
「自分の子ども、かわいいで」
と、悦に入った様子で話をする姉…自分が不妊治療の末に子どもを授かったものだから、彼女の中では
「不妊治療をがんばれば、幸せになれる」
と信じ切っているように私には見えていました。
でも、姉の信じているものが私たちにとっては正しいとは言えないのが現実。しかし、妹を心配してくれている姉の目から見たら、妹が「自分が正しいと信じている」方向の努力ををする方が見ていて安心なのでしょう。
姉の目には、思い悩んでいる妹に対して「病院での妊活はしない」と伝えた夫は「妹のことを考えていない、ダメ出ししたい存在」だったのではないかな?と思います。
姉の「ちゃんと話し合って、あんたの思いを叶えてもらい!」な言い分に、
「自分の思い通りにするだけが正解なんじゃない!夫と話し合った結果が私達夫婦の結論で、夫婦を続けていくにはこの結論でいいんだ!」
そう思い、姉に反感を抱きながらも、本来「できる努力をすべてしてみたい」と思っていた私。
姉の言葉に悩んでしまうこともありました。
そういった言葉が、生理が来てしまって落ち込んだ時に投げかけられたりすると、あまりにも辛く心に刺さりました。
きっと私自身、夫の決断・決定が変わってくれることを願っていたからこそ、この時周囲の言葉にフラフラと傷ついたり感情が動いたりしていたのだと思います。
こんな風に心を時々乱しながら、私たち夫婦は「自宅での妊活」という努力を続けました。
そして、夫婦関係も安定してきた頃、私から一つの提案を夫にしてみることにしました。
今日はここまで!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
では、また明日。