夫婦の妊活日記―やっと近づけた夫婦、また離れる決断
2024/2/26(月):夫婦の妊活記録
※今日も覗いて下さってありがとうございます。
こちらの投稿は、私達夫婦の妊娠、流産、不妊治療の日々を振り返って書いたものです。
今この記事を書いている私は、不妊治療の甲斐あって現在妊娠9か月を迎えています。
きっと読む方の状況によっては今の私の状況が辛いという方もいらっしゃると思います。そのような気持ちになられる方は、どうぞ読むことをお控えくださいね。
夫の単身赴任生活は形を変え、毎週ホテル泊…という形になったのですが、そんな日々も何とか乗り越え、無事に夫は我が家に帰って来てくれました。
単身赴任を終えた夫の仕事の形は「在宅ワーク」…帰って来てくれるのが嬉しい反面、以前コロナが蔓延してすぐに在宅ワークになった時に夫婦関係でガタガタした経験から
「また夫婦がしんどくなるのかな…」
と大きな不安もありました。
前回の在宅ワークのしんどさを受け、部屋の使い方や連絡の仕方を夫婦で話し合って決定し、在宅ワークがスタート。
在宅といっても、時々出社したり出張があったりする感じだったことと、互いに伝え方がほんの少しずつ上手になったこともあって、前回よりも上手に息抜きをしながら在宅ワークの期間を過ごすことができました。
そんな時期を越えて、夫婦としての自信が少し芽生えてきた頃…次の「寂しい」が訪れることになりました。
…夫の「ホテル単身赴任」のおかわり…
次の赴任先は東京でした。
日中もずっと一緒の生活から、週末しか会えない生活にまた逆戻り…寂しい、会社からの指示でした。
夫が東京に行くのは、私達の結婚記念日の翌日3月1日から…と決定し、待ち遠しく店選びをしていた記念日の食事は寂しさとセットになることが決まってしまいました。
ブーブー文句を言いながらも夫のホテル赴任の準備を整えていた頃…
小さな予感を感じながら、期待をしないように…と自分に言い聞かせていることがありました。
それは毎月何度も何度も期待をしてはこっそり涙を流してきたこと…
記念日のディナーの予約をするときも
「もしかしたらこの日にはお腹に赤ちゃんがいるかも知れないし…」
なんて妄想と期待をしながら予約をしていたものの、またいつもどおり通常メニューが食べられてしまうのだろう…と期待する気持ちに蓋をするように努力をしていました。
私の生理が遅れるのは割とよくあることで、夫の仕事の変化によるメンタルの波が原因だろうと思い込むようにして
「期待するようなことじゃないなら、早く生理きてよ!」
なんて、自分の身体に恨みがましい思いを抱いたりもしていました。
だけど、この時は違っていたのです。
この後、また私は嬉しい涙と苦しい涙を流すことになるのです。