夫婦の妊活日記―不妊夫婦の決め事
2023/8/7(月):妊活記録㊵
※この投稿は私達夫婦の妊娠・流産・不妊治療の体験を振り返って書いたものです。この記事を書いている私は、まだ子どもを抱ける日を夢見て奮闘中!
いつかこのページが子育て日記になる日がやってきますように…
夫が両親に特別養子縁組のことを聞いてくれてから、夫が改めて特別養子縁組について夫婦で話し合う時間を作ってくれました。
夫が決断はできないながらも気持ちを言葉にして伝えようとしてくれたことが嬉しくてたまりませんでした。
ちょっと重い話題について、夫はついつい考えることを先送りにしてしまうことがあったから…今回の夫の姿は
「ちゃんと私の話を考えてくれたんだ!」
と思えて、有難くて仕方のない姿でした。
とはいえ、夫の気持ちは「養子縁組に進む決断はできない」というもの。
そこで私は
「ひとまず養子縁組研修に参加して、制度や現実を知ったうえで答えを
出さない?」
と提案しました。
私は縁組を希望しているけれど、夫に無理に縁組に賛成させるつもりは毛頭ありませんでした。
そして私自身も現実を知らないだろう…と感じていました。
だからこそ、二人で勉強して話をしてお互いに「印象」ではなく本心としての結論を出したいと考えていました。
結論に至るだけの学びを得てきちんと考えたい!そんな思いでした。
夫も私の提案に賛同してくれ、養子縁組の研修を受けてみようということに―
事前の個人ガイダンスに私が向かい、子どもセンターの方とお話をさせて頂くことになりました。
向かった子どもセンターは、厳重に施錠がされセンターに用がある人だけが秘密裏に入所できるようになっており、子どもを育てることにSOSを出したい親への優しい配慮がなされていることを感じました。
ガイダンスは研修の内容や流れ、里子への思いなどゆっくりと聞くことができ、私の思いも聞いてもらいました。
私がガイダンスで確認したかった事…それは
・妊活(うちの場合は自宅でのタイミング法や体調を整える…等ですが)の継続をしたいのだが、その状態でも参加可能か?
・夫婦で決断をするために研修を受けたい。研修の継続を希望しないこともあるかも知れないが良いか?
・おじいちゃん、おばあちゃんに当たる人の理解はどれくらい必要とされるのか?
という3点でしたが、どれも担当の方は丁寧に
・子どもを欲しいという方が縁組を希望するのは考えられること。妊活をしているのは構わない。ただ、登録し委託を受ける時には里子を自分の子として受け入れることを決めて欲しい
・もちろん迷いが生じている場合は決断できるまで登録を伸ばしても構わないし、途中でやめても良い。研修を受けて決めて欲しい
・実際に縁組をする家庭も実家の理解が得られないことはある。そういった場合、例えば子どもを反対する親からそのように守るか…そういう夫婦の手立てと考えを聞かせて欲しい
という旨を話してくださいました。
これらガイダンスを受け、私たちは研修の参加書類を送付!…のはずが、その回の研修はコロナ禍で参加人数を絞っていたこともあり、すでに定員に達していました。
じゃあ次回…と思っていた矢先、私達夫婦の形はまた小さな変化をすることになるのです。