しらいさんちの子育て事情⑦:「失敗のポテトサラダ」
2024/6/12(水):子育て日記⑦
暑くなってきましたね💦
私は初めての娘と過ごす夏!お部屋の温度が大丈夫なのか不安で不安で…
探り探りの夏になりそうです。
さて、今までの妊活や妊娠中を振り返ってきた「しらいさんちの子育て事情」は今日から出産編!
一世一代の出産は、やはりきっと書きたいことで溢れて、何日かにまたがって書くことになるかと思いますが、どうぞお付き合いくださいね。
謎の確信
臨月に入って最初の妊婦健診で「今すぐにでも生まれるかも!」と言われていた私のお腹。
健診以降、数日は「今日かな?」なんて構えていたものの、お腹が下がった状態のまま一週間も経ちお医者さんから生まれてこないことを不思議そうに言われるようになると
「何だかんだ年度越えるんじゃない?」
と謎の確信を見せるようになり、夫は
「結局予定日に生まれてくる気がする」
私は
「予定日よりは早いけど新年度にはなるやろう」
なんて話をしていました。
私の身体としても、前駆陣痛もなくおしるしもなく…出産はまだまだ先のことになると高をくくっていました。
最後の2人夕飯は味のないポテトサラダで…
年度末のある日のこと、仕事帰りの夫とゆっくり夕飯を食べていました。その日のメニューはよりによって失敗作。ポテトサラダに味がほとんどなくて、夫が買ってきてくれたおかずもあったことから、
「明日のお昼にでも味付けて食べるわぁ」
なんて夫婦で笑って夕飯を食べ終えました。
奇しくもこの日の話題は陣痛について。
「上位破水やったらちゃんと気付けるんかなぁ?」
「陣痛ってお腹下したみたいな痛みらしいねんけど、違い分かるんかなぁ?」
「…あ、でも私分かるかも。流産した時に外に出てくるとき、そんな痛みやったわ」
そんな話をしていました。
まだ数日先のものとして夫婦でおしゃべりをしながら、いつもと同じように床に着いたのです。
突然の予感
しっかり寝ていた深夜2時46分。
お腹の違和感で目が覚め、
「あれ?痛いかも…?前駆陣痛始まった?」
と、やって来た気配に固まっていると、生理が始まるような感覚が…
トイレに行くと薄いピンクの水が出て、その後はっきりと痛みを感じるようになりました。
動揺に少し息を荒らしながら陣痛アプリに入力し、起きてきた夫に状態と可能性を伝えました。
「おしるしかも知れないけど…」
と話していると、身動きできないほど大量に水が…
「もうこんなん、絶対破水やん!」
となり、夫に
「破水したと思うから、いろいろ説明しとくわ」
と妙に冷静に、私が入院している間の夫用の冷凍食品など説明しました。
この間も痛みはやって来て、初めの陣痛間隔は最初から6分。病院に電話をして、向かうことが決定しました。
この時夜中の3時過ぎ。会話が聞こえにくいくらいの大雨の中を病院に向かうことになりました。
大雨の深夜、いつも通る道を夫と
「この道、次に二人で通るときには娘が後ろに乗ってるんかな?」
なんて話した光景は、きっと忘れることはできないし、自分の命が尽きる時「走馬灯」というものが本当にあるとするなら、この時の光景は見事に走馬灯にメンバー入りするだろう!と思います。
さて、今日はここまで。
明日は病院に入ってから…を振り返りたいと思います。
良ければ見に来て下さると嬉しいです。