~はじめに~
息子が7歳5か月の時、いつものように何気ない会話をしていて、「目に見えない世界」が視えてることがわかりました。よく、そういう能力は遺伝すると聞きますが、私を含め、近親者にそういう人は、今のところ誰もいません。
最初は驚きましたが、息子にとってはいつもの風景。息子の目を通して視えたことを聞いていくうちに、忘れないように書き留めたいと思うようになりました。
それは、私が後から、息子の成長の一部として振り返りたいのと同時に、息子がいつの日か、息子自身にも振り返って読んでもらえたら嬉しいと思ったからです。また、他でもない、私が、聞きたい話でもあり、きっと他にも知りたいと思って下さる方がいるのではと思ったからです。
目に見えない世界が視える能力は、大人になってもそのまま視える人と、大人になると消えるという人がいます。息子はきっと、自分でどうするかあるタイミングで決めるのだと思います。今は、視える世界と、普通に見える世界とを、なんの隔てもなく、楽しんで生きています。
ただ、身近な人には、知られたくないと言います。なぜ?と聞くと、自慢みたいで嫌だと言います。でも、誰かわからないようにだったらいいよと、ここに書き記すことをOKしてくれました。
投稿するにあたり、息子にも一読してもらっています。息子と母の会話が中心で、事実を忠実に書き記すよう心掛けています。
現実の世界からみたら、???というような内容もあるかと思います。時が経つにつれて、息子の成長と共に、変化もしていくでしょう。それもそれで楽しんで、温かい気持ちで読んで頂けると嬉しいです。
Makana.7