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あの子を見習いなさい

小学校の頃。
身近に欠損の子がいなかったわけではない。

彼は小学校の1年先輩だった。
左腕が手首から先が無く、生まれつきだったようで手首の先にイボのような突起が3つぐらいついているような感じだった。

ちょうど義手ギタリストのLISA13さんみたいな感じ。
もう少し断端が短かかったかも知れない。

彼は1年先輩で、サッカーやドッジボールも上手いスポーツ少年だった。
学校では、彼の左手がないことは、何となく「触れてはいけないこと」のようになっていた。

で、母は言うわけです。
「あの子は左手が無いのにサッカーを頑張っている。それに比べてあんたは」

そんな「身体障害者」よりスポーツができない自分は何なんだろう?
コンプレックスは深くなることとなった。

こうしたこともまた、フェチを加速させることになっていったのだと思う。

ちなみにトップの画像は、すなっくPOWANにてオーナーのひなちゃんとLISA13さんの手。

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