つい口走るくちばし
鬼滅の刃の猪之助とかはイケイケドンドン!みたいなことを実際口にしていて、本当にそういう性格が溢れ出ているのだが。
私の場合はタチの悪いイケイケドンドンである。悪くいえば思いつきで物を言ってしまう、ことがある。ただいつもではない。発言する前にはむしろ一度言葉を脳内で発話していて、なんなら飲み込むことさえある。
どういうことか。焦って何か言わなきゃ言わなきゃという、パニックに陥りやすいことから意図せずそうした行き当たりばったりなことを言ってしまうのだ。しかもネガティブが発動して、あああんなこと言ってしまった…もうだめだ…仕事できないダメダメ人間だ…となっていく。
おそらく発言時に物事をよく考えていないことが課題ではない、私がパニックに陥ってしまいがちで、さらに、陥ったところに対処方法を見いだせていないところである。
物心ついた時から落ち着けと言われてきた。知っている、直さなきゃ。落ち着かなきゃ。しかし、その直さなきゃに対しても焦りを覚えてパニックになるという至極面倒くさい性格なのである。どうしたものか。
今書いていて気づいた。
ただ確実にできることはこうした自分の特徴を捉えて、よく心にとどめておくことかもしれない。性格を直すことは正直難しすぎる。いやそもそもできない、少なくとも私には。
社会に出て、自分と生きる軸が違いすぎる同僚と協力しなければならない瞬間のように。私の面倒な性格は、生涯付き合う厄介な同僚である。しかしうまくそれと付き合うのも、また生きる力なのだろう。
となると、私の周りには沢山付き合うのが大変な同僚がいすぎる。えぇ…そんな笑
しょうがない、これが私らしいのだ。