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セルフフォト/#196

セルフフォトは友達や大切な人など自分と複数人で撮ることが多く、むしろそのイメージしかない。しかし自分自身はまさに1人だけでセルフフォトを撮るケースが多い。仕事の都合で友人と予定が合わないことが1番の要因だ。しかし写真を撮りたい気持ちは変わらず、ここで撮りたい!ここに人がいれば...と思う場面に多く遭遇した。そこでふと思いついたのが、自分が写れば良いじゃんということだった。

もともと風景×人物のポツンとした写真が好きで、それなら情報が伝わらなくても良いと躊躇なく撮影が始まった。最初は難しくて失敗の連続だった。撮っては確認し撮ってはまた確認、この繰り返しが続き飽き飽きした日もある。

しかし続けているとコツを掴むもの。10秒で1コマだけ撮影するという謎のポリシーを曲げずに挑んだ結果、ベストタイミングでジャンプ写真を撮れるようになったのだ。これは自分でも驚きの技。特技と言えるほど精度は高いのがちょっとした自慢。

こう見ると意外にも多くて自分でも驚く。ほんの些細なキッカケから始まったセルフフォト。今では自分自身の楽しみのひとつになっている。ドライブをしながら見つけた場所でセルフを撮る。そんな日々が幸せなのだ。


SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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